月バスTOPICS

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2019/03/27

今週の逸足『NIKE AIR Z00M GENERATION』

 話はこれで終わらない。『チャイナタウンマーケット』側は即座にインスタグラムでNBAからのレターを公表し応戦、フォロワーたちに「罰金の支払いに協力してほしい」と呼びかけるとともに、なんと自社サイトで40%オフセールの開催を告知し始めたのだ(現在は削除)。続報がないところを見ると、その後何かしらの“手打ち”があったのだろう。だがこの騒動は、初代エアジョーダンの『罰金』エピソードをほうふつとさせるとともに、レブロンの一挙手一投足がいかに大きな影響力を持ち、またビッグビジネスにつながっているかを再認識させるものだった。
 

 高校在学中にナイキと7年9000万ドル(当時のレートで約108億円)という破格の契約を結んでから15年。レブロンとナイキは常に自らにプレッシャーを課し、それを乗り越えてきた。今年5月に経済誌『フォーブス』電子版が報じた2017年NBAシグニチャーモデル売上ランキングでも、レブロンは堂々の1位『エアジョーダン32』が発売されたマイケル・ジョーダン(5位)を抑え、スニーカー界でもキングの座を確固たるものとしている(ちなみに2位はカイリー・アービング、3位ケビン・デュラント、4位ステフィン・カリー)。
 

 だが、このランキングはレトロ(復刻)を含まないもの。『フォーブス』によれば、レブロンがナイキと総額10億ドル(当時のレートで1200億円)といわれる“生涯契約”を結んだ2015年をピークに、米国のパフォーマンス(競技用)バッシュ市場は下降を続けている。一方のレトロキックスはパフォーマンスバッシュの3倍程度の規模で売れ続けており、その65%がいまだ『エアジョーダン』シリーズだという。レブロンが目指すべき山頂は、まだまだ先にあるようだ。 〈続きを読む


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