月バスTOPICS

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2019/03/13

今週の逸足『PUMA X XLARGE SUEDE CLASSIC』

 プーマが1972年に発売したバッシュ『クライド』が、NBA史上初のシグニチャーモデルであることは、あまり知られていない(コンバースの『オールスター』にチャック・テイラーのサインが入ったのは1923年だが、テイラーはNBA選手ではない)。『クライド』の原型となったのは、1968年に開発されたトレーニングシューズ。シューズに名前はなく、またバスケ専用シューズでもなかった。当時アメリカでプーマを輸入販売していたベコンタ社は、NFLジェッツのスターQBジョー・ネイマス、MLBではヤンキースの主砲レジー・ジャクソンら、ニューヨークのアスリートにこのシューズを提供し、ブランドの強化を図る。フレイジャーもそのうちの1人だった。
 
 プロ入り当初はコンバースでプレーしていたフレイジャーは、1970年ごろからプーマを着用。私服で『GQ』の表紙を飾るなど、ファッションアイコンとしても注目されていた彼に着目したプーマが、サイン入りシューズの発売を提案する。こうして彼の愛称を刺繍であしらい、足幅を少しだけワイドにした『クライド』が発売された。70年代当時、ミンクのコートにカラフルなスウェードの『クライド』をコーディネートし、さっそうとマジソンスクエアガーデンに通ったというフレイジャーは、人々にとって間違いなくクールな存在だった。 〈続きを読む


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