月刊バスケットボール8月号

Wリーグ

2019.03.02

【Wリーグファイナル】JX-ENEOSが終始テンポ良いバスケットで1つ目の勝ち星をつける

 3月2日、大田区総合体育館(東京都)で開催されたWリーグプレーオフファイナル、JX-ENEOS対三菱電機の第1戦(ファイナルは3戦シリーズ2先勝で勝ち上がり)。

 3月2日、大田区総合体育館(東京都)で開催されたWリーグプレーオフファイナル、JX-ENEOS対三菱電機の第1戦(ファイナルは3戦シリーズ2先勝で勝ち上がり)。

 三菱電機#8川井、JX-ENEOS#1藤岡のガード同士の得点から試合が始まる。JX-ENEOSが#33梅沢のインサイドでの1対1、#52宮澤の連続3Pシュートで19-12と先行すると、すかさず三菱電機がタイムアウト。三菱電機は#24王がゴール下で奮起し、#4根本もドライブで得点を重ね反撃開始。残り1分JX–ENEOS#12吉田が3Pシュートを決めるも、三菱電機は#45渡邉がやり返し、1Qは23-28と5点差で付いていく。2Q、JX-ENEOSは吉田のボールコントロールから#11岡本、宮澤、#10渡嘉敷、そして吉田自ら点を取りいき、39-25と徐々にと点差を広げていく。三菱電機は#6櫻木の3Pシュートからなんとかリズムを取り戻そうとするが、JX-ENEOSの勢いは止まらない。追い上げたい三菱電機は、前半ラストワンプレー、川井のステップバックから3Pシュートで49-37として、なんとか踏みとどまった。

 3Q、JX-ENEOSは藤岡、吉田から渡嘉敷、宮澤が合わせる。岡本は持ち前の3Pシュートで得点を量産し、67-49で三菱電機がタイムアウト。#15西岡が連続6得点で点差を縮めに行くもすぐにJX-ENEOS は速い展開に持ち込み、73-56で最終Qへ。4Qに入ると三菱電機はボールを動かし流れを作り出す。王、川井を中心に猛攻撃を仕掛けるが、JX-ENEOSは動じない。吉田のノールックパスから渡嘉敷が合わせるなど会場を沸かせる。三菱電機は根本、川井が最後踏ん張るも91-68でJX-ENEOSが確実な試合運びで1つ目の勝ち星をあげた。

 

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