月刊バスケットボール5月号

AKATSUKI FIVE がワールドカップ出場決定を報告!!

 2月21日のイラン戦、24日のカタール戦に連勝し、13年ぶりのワールドカップ出場を決めたAKATSUKI FIVE 男子日本代表が2月25日に帰国。

 2月21日のイラン戦、24日のカタール戦に連勝し、13年ぶりのワールドカップ出場を決めたAKATSUKI FIVE 男子日本代表が2月25日に帰国。


NBAとNCAAのシーズンの兼ね合いで、連勝の火付け役となった渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)と八村塁(ゴンザガ大)が欠場した今回の2戦は、ワールドカップ出場に向けた最後の山場となった。その2戦で見事に勝利し、ワールドカップ出場を決めた代表陣が帰国後に会見を実施した。


質問に答える#6比江島


 会見の冒頭で東野智弥技術委員長が「篠山キャプテンが書いてくれた『日本一丸』という文字、最初は僕が書いた方が上手いなと思っていました。 ただ、今は篠山先生と言いたいくらい、あの文字が国民の皆様に浸透したと思います 」と感慨深げに語った。

全選手に質問が及ぶ中、エースとしてチームを引っ張ってきた比江島慎(栃木)は「一人ひとりが自分の役割を全うし、ここまでこれてほっとしています。このメンバーならワ-ルドカップでもすばらしいプレーができると思いますし、早くプレーがしたいです。(18年4月に他界した)母も喜んでくれていると思います。ワ-ルドカップや五輪でプレーすることを約束していました。まだまだ約束の続きがあります」とコメント。


キャプテンの篠山から「日本代表の爆笑王」という肩書をもらった辻

 会見後には祝勝会も実施。 会見時に代表チームを「いとこ」と表現し、笑いを誘っていた 辻直人 (川崎)が 乾杯の音頭を任された。「俺たちは-、いとこー!!」という独特な掛け声でスタートした会では、選手たちの表情もやわらぎ、終始和やかな雰囲気に。

13年ぶりのワールドカップの舞台であり、自力での出場権獲得は実に21年ぶりという快挙。 束の間の安らぎを迎えたAKATSUKI FIVEのメンバーたちは史上最強の日本代表を目指し、これからも戦っていく。


(月刊バスケットボール)



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