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2022/11/22

安間志織(ベネツィア)、セリエA1アシストランキングトップに躍り出る

 イタリアリーグセリエA1のベネツィア(Umana Reyer Venezia)で活躍中の安間志織が、同リーグのアシストランキングで1位に躍り出ている。ベネツィアが国内で上位を争うボローニャ(Virtus Segafredo Bologna)と対戦した11月19日(日本時間20日)の一戦では5得点、4リバウンドにゲームハイに並ぶ6アシスト。フィールドゴールこそ9本中2本成功(3Pショットは4本中1本成功)と今一つのタッチだったが、ターンオーバーも一つにとどめ堅実なプレーメイクを見せた。


 試合の方は、序盤にベネツィアが好スタートを切ったものの、第1Q半ば以降は3Pショットを高確率で決めたボローニャが主導権を握る展開となり、ベネツィアは71-85で今シーズン初の黒星を喫している。現在両チームは8勝1敗で同率となり、リーグの2位を争っている状況だ。


 FIBA女子ワールドカップ2022に出場した安間はベネツィアへの合流が開幕後となり、ここまで出場したのはベネツィアが消化した9試合中の5試合。直近のボローニャ戦での敗戦はあるものの、その間チームとしても4勝1敗と好調で、アシスト1位という成績も安間とチームメイトたちが良くフィットしている証しと見ることができるだろう。

 


 ちなみにボローニャ戦では、安間に次いでリーグ2位のアシスト数を記録しているマリエッラ・サントゥッチ(Mariella SANTUCCI、平均5.4アシスト)が欠場していた。その影響もあってかターンオーバー数が15-13と相手よりも多くなったことを、アンドレア・マッツォーンHC(Andrea Mazzon)は敗因の一つに挙げていた。


 安間は並行して進行中のFIBAユーロカップでも平均13.8得点、3.3リバウンド、5.0アシスト、2.0スティールと攻守に堅調な活躍ぶりだ。48チームが参戦しているユーロカップ全体でトップ10に入る数字にはなっていないものの、500人以上のプレーヤーが登録されている中で得点が65位タイ、アシストは27位タイ、スティールも36位タイ。いずれもハイレベルな数値と捉えることができる。

 

イタリア国内でもユーロカップの舞台でも安間の活躍を光を放っている(写真/©FIBA.EuroCup2022-23)

 安間は2シーズン前にトヨタ自動車アンテロープスをWリーグチャンピオンに導き、ドイツに渡った昨シーズンはアイスフォーゲルUSCフライブルクでクラブに初のリーグ制覇をもたらした。ベネツィアでは総合スポーツクラブとしての創立150周年の節目に、まさしく「優勝請負人」として期待がかかるような状況での挑戦だが、ここまでは十分その期待に応えるパフォーマンスではないだろうか。


文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)

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