月刊バスケットボール6月号

U18日清食品リーグ2022の女子トップリーグは桜花学園が初代王者に

 8月27日から開催されているU18日清食品リーグ2022の女子トップリーグ(主催:公益財団法人日本バスケットボール協会 / 特別協賛:日清食品株式会社 / 後援:公益財団法人安藤スポーツ・食文化振興財団)で、桜花学園が7試合の全日程を全勝で終了して初代優勝チームとなった。大会は11月27日(日)まで続くが、19日に行われた桜花学園としての今大会最終戦となる安城学園との一戦で96-66と快勝した時点で、初代王者の地位が決まった。

 


U18日清食品リーグの女子トップリーグで初代王者となった桜花学園(写真/©JBA)


☆U18日清食品トップリーグ2022(女子)における桜花学園の成績

9月3日 vs 東京成徳大 104-60
9月4日 vs 明星学園 68-62
9月24日 vs 昭和学院 104-52
9月25日 vs 大阪薫英 77-69
11月12日 vs 岐阜女子 87-61
11月13日 vs 京都精華学園 68-66
11月19日 vs 安城学園 96-66

 


11月19日の桜花学園対安城学園戦でミドルレンジからジャンプショットを決める東 小姫(背中は青木 らするな月 写真/©JBA)


なお、表彰式は27日の最終戦終了後に行われる。


U18日清食品リーグは、昨年度より日清食品株式会社と共にU18世代の育成・強化・競技環境の充実を目的にスタートした大会だ。2年目となる今年度は「U18日清食品トップリーグ」を新設、「U18日清食品ブロックリーグ」の参加ブロックを、関東、東海、中国、四国の4つに増設している。また、今年度より公益財団法人安藤スポーツ・食文化振興財団も後援に加わった。


大きなねらいは、ノックアウト方式のトーナメントが主流となっている学生バスケットボール界にリーグ戦文化を導入すること。一定の試合数が確保された中で競技に取り組む環境を作り、指導者もプレーヤーも試合に臨むアプローチや習慣を新たに学べる機会を提供する。また、試合に臨む準備を反復できる仕組みを構築することにより競技力の向上を目指す。ゆくゆくは全国9ブロックへの拡大や「都道府県リーグ」の設置、高校チームのみならず、B.LEAGUEクラブのU18チームやクラブチームを受け入れることも視野に入れ、U18世代の競技環境を中長期的に整備していく。

 


☆ライブおよび見逃し配信

JBA公式YouTube
バスケットLIVE


☆大会特設サイト

U18日清食品トップリーグ2022
U18日清食品リーグ2022

 

文/柴田 健(月バス.com)

(月刊バスケットボール)



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