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2021/11/17

今野紀花所属のルイビル大は10位に後退 – NCAA女子バスケ全米トップ25ランキング第2週

 NCAAディビジョンI女子バスケットボールの全米トップランキング最新版が、日本時間11月16日(北米時間15日)にAP通信社から発表された。シーズンの開幕後としては最初の発表となる第2週のランキングでは、トップ25チームの顔ぶれ自体はプレシーズンと変わらないが、その中では大きな順位変動がみられた。


 全米1位の座は、東京2020オリンピックでアメリカ代表を金メダルに導いたドーン・ステイリーHCが率いるサウスキャロライナ大で変わらず。また2位の名門コネティカット大も前週からの順位を維持した。しかし、プレシーズンのランキングで3位に入っていた昨シーズンのNCAAトーナメント優勝校スタンフォード大が、テキサス大に56-61で敗れ、3位から7位に下降。逆にプレシーズンには25位だったテキサス大は12位に大きく上昇した。


 今野紀花が3年生に所属するルイビル大は、アリゾナ大とのシーズン開幕戦を延長の末59-61で落としたことが響き、プレシーズンの6位から10位に下降した。今野はこの試合に11分間出場し、激闘の第4Qにフリースロー2本を沈めて2得点を記録。リバウンドも2本あった。


 ルイビル大を破ったアリゾナ大は、22位から11位へとジャンプアップしたが、昨シーズンのNCAAトーナメント準優勝チームであり、この順位はまったく驚くにはあたらない。敗れたルイビル大も、ここでの敗北が痛くないことはないだろうが、2月・3月の山場に向け今後再び順位を上げてくるにちがいない。


☆NCAA女子バスケットボール 2021-22ランキング
※表記はランク、チーム(カンファレンス、勝敗)、得点(1位投票数)


1 サウスキャロライナ大学(サウスイースタン、2-0) 744(25)
2 コネティカット大学(ビッグイースト、1-0) 696(5)
3 メリーランド大学(ビッグテン、3-0) 691
4 インディアナ大学(ビッグテン、2-0) 617
5 ノースキャロライナ州立大学(アトランティック・コースト、2-1) 609
6 ベイラー大学(ビッグ12、2-0) 562
7 スタンフォード大学(パック12、1-1) 553
8 アイオワ大学(ビッグテン、3-0) 547
9 オレゴン大学(パック12、2-0) 506
10 ルイビル大学(アトランティック・コースト、0-1) 467
11 アリゾナ大学(パック12、2-0) 411
12 テキサス大学(ビッグ12、2-0) 408
13 ミシガン大学(ビッグテン、2-0) 393
14 アイオワ州立大学(ビッグ12、1-0) 379
15 オレゴン州立大学(パック12、1-0) 272
16 テネシー大学(サウスイースタン、2-0) 243
17 フロリダ州立大学(アトランティック・コースト、2-0) 234
18 ジョージア工科大学(アトランティック・コースト、3-0) 219
19 ケンタッキー大学(サウスイースタン、2-1) 207
20 UCLA(パック12、1-0) 186
21 オハイオ州立大学(ビッグテン、2-0) 181
22 ウエストバージニア大学(ビッグ12、0-0) 119
23 サウスフロリダ大学(アメリカン・アスレティック、2-0) 111
24 テキサス農工大学(サウスイースタン、2-0) 101
25 バージニア工科大学(アトランティック・コースト、3-0) 85
このほかの得票チーム: フロリダガルフ・コースト大学 56,ジョージア大学50, ミシガン州立大学17,ミズーリ州立大学14, ワシントン州立大学10, ノートルダム大学8, アーカンソー大学6, コロラド大学 5, ディポール大学4, オクラホマ大学4


 ランク外で得票を得たフロリダ・ガルフ・コースト大は鈴木妃乃が4年生として所属しているノースアラバマ大と同じアトランティックサン・カンファレンス(A-SUN)で、上位フィニッシュを予想されているチームだ。このチームの動向とともにノースアラバマ大の状況を追うと、鈴木のポストシーズンに向けた展望が見えてくるだろう。


 ノースアラバマ大は現時点までに2試合を消化。初戦でブラックバーン・カレッジ大に114-52で勝利したが、プレシーズンで13位にランクインしていたケンタッキー大との2試合目は、前半の健闘実らず56-98で敗れ1勝1敗。鈴木は初戦で9得点にゲームハイの7アシスト。強豪ケンタッキー大に対しても18分間の出場でフィールドゴール3本中2本を成功させて4得点に1リバウンドを記録している。

 

 また、ニューメキシコ州大に3年生として転入した志田 萌は、開幕初戦の対ウエスタン・ニュー・メキシコ大戦でNCAAディビジョンIデビューを果たし、3得点、1リバウンド、1スティールを記録。次の対インカーネート・ワード大戦でも、無得点ながらリバウンド、アシスト、スティールをそれぞれ1つずつ記録し、チームの2連勝に貢献した。


 2019年度のU16日本代表候補に選出され、また東京2020オリンピックの代表合宿にも召集された太原絵葉(チーム登録は英名表記のAva Toone)は、1年生として所属しているロヨラ・メリーマウント大で開幕からの2試合に出場を果たした。太原は初戦の対カリフォルニア大サンタバーバラ校戦(58-61で敗北)で6得点、2リバウンド、1スティールを記録した後、プレシーズン全米ランキング14位だったオレゴン州大との2試合目(52-82で敗北)でも4得点にリバウンド、アシスト、スティール1つずつを記録し、存在感を示している。

 

 弓波英人(現B3長崎ヴェルカ)が昨年まで在籍していたジョージア・サザン大の女子チームには、今シーズンB3のアルティーリ千葉でプレーしている紺野ニズベット翔の妹、ツバサ・ニズベットが4年生で在籍しており、ここまで2試合に出場している。ニズベットは初戦(対オーバーン大戦、68-66で勝利)では1分の出場にとどまったが、2試合目の対フォート・バレー州立大戦では12分間の出場で7得点に4リバウンド、1スティールを記録。チームも99-71の快勝だった。

 

文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)

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