MINAKAMI、FIBA3x3ワールドツアーでプール予選通過ならずも1勝
MINAKAMI TOWN.EXEがMINAKAMIのチーム名で参戦したFIBA3x3ワールドツアー2021アブダビ・マスターズが10月29日に開幕した。MINAKAMIはプール戦予選で2試合を戦い、予選突破はならなかったが、地元のアブダビ(UAE)を相手に世界の舞台で勝利を手にした。
大会は30日に、プール戦上位8チームによる決勝ラウンドを行い、幕を閉じる。
ゴールに向かう大塚 俊(写真/©fiba.basketball)
☆プール戦予選試合結果
MINAKAMI 18-14 アブダビ(UAE)
花野文昭のドライブからのフローターで先制したMINAKAMIは、大塚 俊が2連続2Pショットを含む5連続得点を記録し、序盤に6-0とリードを奪う。以降は点の取り合いとなったが、MINAKAMIはディアンドレ・カークランドが7本のフィールドゴールを成功させる活躍でリードを守った。
残り2分を切った終盤には、一度は14-13とアブダビに1点差に詰め寄られたが、残り37秒に花野がダメ押しの2Pショットを沈め、18-14で逃げ切った。
ユトレヒト(オランダ) 21-12 MINAKAMI
勝てばプール戦予選通過となる一戦に、MINAKAMIはカークランドがフィジカルな1対1からゴール下でレイアップを押し込み、先制点を奪った。試合開始から約3分間は花野、大塚が得点を重ねて接戦となり、残り6分54秒の時点でスコアは5-5。
しかしユトレヒトは、東京2020オリンピックのオランダ代表に名を連ねたジェシー・フォールンがここから2本連続で2Pショットを決めるなど一気にMINAKAMIを突き放した。最後も12-19の残り1分57秒に、フォールンの2Pショットが決まってノックアウト。MINAKAMIは1勝1敗でプール戦予選2位となり今大会を終えた。
左からディアンジェロ・カークランド、花野文昭、日下謙人、大塚 俊のMINAKAMI(写真/©fiba.basketball)
文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)