月刊バスケットボール5月号

Bリーグ

2022.09.12

B3ベルテックス静岡が三遠ネオフェニックスを撃破 – Bリーグプレシーズンゲーム

 9月11日に湖西市アメニティプラザ(静岡県湖西市)で行われたB1の三遠ネオフェニックスとB3のベルテックス静岡のプレシーズンゲームは、静岡が81-71で勝利を収めた。


三遠ネオフェニックス 71(12 14 22 23)
ベルテックス静岡 81(14 21 19 27)



三遠は新体制となり大野篤史HC、カイル・コリンズワース新キャプテンの下でファンを迎えて行う初めての試合。そのコリンズワースや金丸晃輔など注目の新戦力も登場し、前売り完売の盛況の中での試合だった。しかし静岡は加納誠也の3Pショットで先制すると、その後もアレクシス・エールセネル、山田安斗夢、大友隆太郎らの得点で第1Qを14-12とリードして終えると、その後もリードを保って勝利した。


三遠はアイゼイア・ヒックス、佐々木隆成、コリンズワースらの得点力が目を引いたが、3Pショット2本を含め8得点の金丸はこの試合では期待すべき存在感を見せていない。一方の静岡ではケニー・ローソンとエールセネルの外国籍コンビに加え、キャプテンの岡田雄三を中心にバックコート陣の攻守にわたるスピード感あふれるプレーぶりも非常に楽しみな要素。この試合は静岡にとっても観客を前にしてプレーする初めてのプレシーズンゲームだったが、B1クラブ相手にアウェイでの金星は大きな意味を持つに違いない。10月1日(土)に横浜エクセレンスを静岡市中央体育館に迎えて行うホームゲームで開幕するB3の2022-23シーズンにも、弾みがつきそうだ。


(月刊バスケットボール)



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