月刊バスケットボール5月号

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2022.09.09

EASLレギュラーシーズンのグループ分けが確定 - フィリピンカップ優勝はサンミゲルビアメン

 今年10月に創設初シーズンのティップオフを迎える東アジアスーパーリーグ(EASL)の、レギュラーシーズンにおけるグループ分けが確定した。これは、フィリピン国内の頂点を決するフィリピンカップが9月4日に終了したことを受けてのもの。フィリピンを代表して参戦するクラブが、フィリピンカップのファイナルに進出したサンミゲルビアメンとTNTトロパンギガであることはわかっていたが、EASLレギュラーシーズンでグループA・Bへの割り振りはファイナルの結果により決まることになっていた。


EASLレギュラーシーズンでは、フィリピンカップで優勝したサンミゲルビアメンがフィリピン1位として琉球ゴールデンキングスと同じグループAに入る。一方ファイナルで敗れたTNTトロパンギガは、宇都宮ブレックスと同グループとなった。

 

☆EASLレギュラーシーズンのグループ分け
グループA: 安養KGC(韓国2位)、琉球ゴールデンキングス(日本2位)、富邦ブレーブス(台湾1位)、サンミゲルビアメン(フィリピン1位)
グループB: ソウルSKナイツ(韓国1位)、宇都宮ブレックス(日本1位)、ベイエリアドラゴンズ(中華圏代表の新チーム)、TNTトロパンギガ(フィリピン2位)

 


新たな歴史の幕を開けるEASLの創設初シーズンは、10月12日(水)から。当日は安養KGC対サンミゲルビアメン戦、TNTトロパンギガ対ベイエリアドラゴンズ戦が組まれている。日本の2クラブの初戦はどちらも翌週19日(水)で、宇都宮はホームにソウルSKナイツを迎えての開幕戦、琉球は台湾に渡って富邦ブレーブスと対戦する予定になっている。

 

 PBA公式サイトによると、フィリピンカップのファイナルはシリーズ最終戦となる第7戦までもつれ込み、最後の試合には15,195人の大観衆が集まった中でサンミゲルが勝利を手にしたとのこと。サンミゲルは、琉球が今シーズンクラブとして初めてアジア枠で迎え入れたフィリピン人プレーヤーのジェイ・ワシントン(パワーフォワード、200cm)も、かつて所属していたクラブ。琉球がフィリピンに飛んでサンミゲルと対戦するのは11月2日(水)だが、この試合も大いに盛り上がるにちがいない。

 


あらたにアジア枠で琉球に加わったジェイ・ワシントン(写真/©RYUKYU GOLDEN KINGS)

 

(月刊バスケットボール)



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