広島ドラゴンフライズは9月6日、2022-23シーズンのチームキャプテンを辻 直人が、ゲームキャプテンに寺島 良がそれぞれ務めることを発表した。

 

　辻は移籍してきたばかりの昨シーズンからチームリーダーとして活躍。54試合に出場して平均10.1得点、3P成功率35.7％、2.1リバウンド、4.1アシストのアベレージを残し、チームが一昨シーズンの西地区最下位（9勝46敗、勝率.164）という成績から西地区6位（29勝28敗、勝率.509）にジャンプする原動力となった。

寺島は現在進行中のFIBAワールドカップ2023予選で日本代表としても活躍している期待の若手プレーメイカーで、辻と同じく昨シーズン広島に移籍してきたばかりのプレーヤーだ。昨シーズンは3年間のBリーグキャリアの中で初めて平均得点を12.6と2桁に乗せるなど、成長著しい。特にリーグ2位の成功率45.5％をマークした3Pショットは、前シーズンから成功数平均で3倍増、成功率で14ポイント上昇という急成長ぶり。マッチアップする相手にとっては頭痛の種となるタレントだ。

 

#3 辻 直人　SG　185cm/82kg　1989年9月8日生まれ（大阪府出身）
洛南高校―青山学院大学―川崎ブレイブサンダーズ（2012-21）―広島ドラゴンフライズ（2021-）
〇コメント
今シーズンのキャプテンに任命いただきました。長いシーズン、山あり谷ありはあるかと思いますが、選手、コーチ、スタッフとしっかりとコミュニケーションを取りながら、目標達成に向けて常にチーム全体のベクトルを合わせられるようにしていきます。僕自身もキャプテンという大役にチャレンジして、必ず結果に繋げていきます。皆さま、今シーズンも応援よろしくお願いいたします。

 

#0 寺嶋 良　PG　175cm/77kg
1997年10月23日（東京都出身）
洛南高校―東海大学―京都ハンナリーズ（2019-21）―広島ドラゴンフライズ（2021-）
〇コメント
ゲームキャプテンとして、どんな戦況でもチームをいい方向に引っ張っていけるように努めていきたいと思います。今シーズンも応援よろしくお願いたします。

 

 

　岡崎修司GMは辻について、今まで積み上げてきた広島の歴史を継承しながら新たな要素を加えてチームの文化を作り強豪チームに成長する過程で、「チームキャプテンとしてチーム全体を導いてくれる言動をしてくれると確信しています」とコメント。寺島についても「選手としての実績もさることながら、ゲーム中の更なるリーダーシップと成長に期待を込めて任命」としている。

 

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（月刊バスケットボール）