月刊バスケットボール5月号

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2022.08.08

町田瑠唯WNBAで34試合連続出場、1アシストもミスティックスは下位チームに痛いホームでの黒星

 日本時間8月8日未明(北米時間7日午後)に、町田瑠唯が所属するワシントン・ミスティックスがロサンゼルス・スパークスをホームに迎えての一戦が行われた。町田はこの試合で今シーズン開幕からの連続試合出場を34に伸ばし、6分16秒のプレーで1アシストを記録したが、ミスティックスは下位チームを相手にペースをつかめず、76-79と僅差の敗北を喫した。

 


町田の1アシストは、59-66と7点差を追う第4Q開始早々のタイミングで、マイシャ・ハインズ-アレンの3Pショットをおぜん立てしたもの。しかし記録にはならない場面でも、第1Qにマッチアップした相手のポイントガード、ジョーディン・カナダにディフェンスで執拗にプレッシャーをかけ、ミスショットを誘ったり、オフェンスリバウンドのこぼれ球を拾ってすかさずエレーナ・デレ・ダンにつなぎ、結果的にデレ・ダンがドライブでフリースローを得るなど、好プレーを見せていた。

 


シーズンの大詰めを迎えているWNBAで、ミスティックスはこの試合を終えて通算成績20勝14敗(勝率.588)の5位。ここにきての連敗で、2試合を残して3位以上に上昇する可能性がなくなった。残る2試合は最下位のインディアナ・フィーバーとのアウェイ→ホームの戦いで、ミスティックスとしてはプレーオフに向け良い流れを作るためにも確実に勝利したい相手に違いない。今シーズンの2度の対戦ではミスティックスが勝利しており、町田は最初の対戦で2得点と2リバウンドに2アシスト、2度目は無得点ながら2リバウンドと4アシストを記録していた。


(月刊バスケットボール)



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