月刊バスケットボール5月号

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2022.07.28

元NBAアンドリュー・ニコルソンとマイルズ・パウエルが東アジアスーパーリーグ(EASL)の中国圏代表チーム「ベイエリアドラゴンズ」と契約

 アジア最高峰のバスケットボールリーグとして2022-23シーズン開幕を10月に控えた東アジアスーパーリーグ(East Asia Super League、以下EASL)に、中華圏代表チームとして参戦するベイエリアドラゴンズが、アンドリュー・ニコルソンとマイルズ・パウエルという二人の元 NBAプレーヤーと契約した。

 

 ニコルソンはカナダ出身のフォワードで、NBAでは2012-13シーズンにオーランド・マジックでデビューして以降ワシントン・ウィザーズ、ブルックリン・ネッツと3チームで5シーズンを過ごした。キャリア・アベレージは平均14.3分の出場で6.0得点、3.0リバウンド。カナダ代表として国際大会での経験も豊富だ。直近の2021-22シーズンは韓国KBLの大邱KOGASペガサスに所属していた。

 


身長188cmでガードを務めるパウエルはアメリカ出身の25歳で、2021-22シーズンにフィラデルフィア・セブンティシクサーズとツーウェイ契約を結び、11試合に出場した。2019年にペルーで開催されたパンアメリカン・ゲームズにアメリカ代表として参加し、銅メダルを獲得した経歴も持っている。

 

 

 

 

 フィリピンをベースとして活動するドラゴンズは、EASL 2022-23 シーズンとフィリピンバスケットボール協会(PBA)コミッショナーズカップに向けてチーム強化を進めている。ニコルソンとパウエルはドラゴンズのユニフォームを着る初の外国籍プレーヤーとなる。ドラゴンズは宇都宮ブレックスと同じグループBに属しており、来年1月4日(水=ドラゴンズのホームゲーム)と25日(水=ブレックスのホームゲーム)に予定されている対戦では、ブレックスにとって難しいチャレンジを提供する存在になりそうだ。

 

 

(月刊バスケットボール)



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