その他の海外

その他の海外

2021/07/26

5人制男子バスケ開幕 - アメリカ代表、初戦フランス代表に苦杯

 

Nicolas Batum, Bam Adebayo(©fiba.basketball)

 

 東京オリンピックの5人制男子バスケットボールが7月25日に開幕し、さいたまスーパーアリーナでグループA・Bの4試合が行われた。最終試合で登場したFIBA世界ランキング1位の強豪アメリカ代表は、18日に日本代表がエキジビションで破った相手であるフランス代表に76-83で黒星を喫した。

 

 2004年のアテネ大会3位決定戦以来続いていたアメリカ代表のオリンピックにおける連勝は25でストップ。4大会連続金メダルを目指す戦いは厳しい道のりになりそうだ。敗戦後、グレッグ・ポポビッチHCは「負けたからといって驚くようなことはありません。残念ではありますが…。驚くということは、フランス代表を軽く見ているということじゃないですか。大差で勝てるとでも思っているような」と話した。「アメリカ代表はちらっとコートに出てボールを転がせば勝てるというようなものではないんです。ほかのチーム同様、しっかり戦わなければ勝てません。今日は40分間、相手の方が良いプレーをしました」

 

 もちろん好勝負となることは予想されていたが、アメリカ代表の負け方はやはりショッキングといえるのではないだろうか。第4Q残り3分41秒にデビン・ブッカーがフリースローを2本沈めた時点では74-67とリードしていた。しかしここからフランスに16-2という決定的なランを許してしまったのだ。

 

 フランス代表は、残り1分にエバン・フォーニエの逆転3Pショットで76-74とリードを奪うと、以降終了間際にディミアン・リラードがフリースローで2点を返すまで、アメリカ代表を完璧に封じ込んだ…というよりも、アメリカ代表はワイドオープンの3Pショットの機会がたびたびあったが、決めることができなかった。

 

 アメリカ代表に関しては、男女とも準備不足を懸念する声があったが、この敗戦でいっそうチームの結束を問われることになるだろう。この試合でチーム2位の12得点とチーム1位の10リバウンドを記録したバム・アデバヨは、「簡単に入れられるはずのショットをたくさん外してしまいました。いつもなら入っているようなレイアップみたいなやつを…」と悔しさを言葉にした。ただしチーム内のケミストリーを問題とはしていないようだ。ケビン・デュラントも同じ見方。「ケミストリーやお互いを理解し合っていないというような問題ではありません」とその点については明確に否定した。「次の試合では(ショットの調子も)よくなるでしょう」

 

 アメリカ代表にとって一つ明るい兆しは、NBAファイナルを6試合戦ってチームへの合流が試合前日となったクリス・ミドルトン、ジュルー・ホリデー、デビン・ブッカーの3人が、そろって元気にプレーしたこと。特にホリデーはチームトップの18得点、同2位の7リバウンドと数字を残した。

 

 アメリカ代表が28日(水)の次戦で戦うイラン代表は、25日の初戦ではかつてNBAで活躍した身長218cmのセンター、ハメッド・ハッダディを中心に、チェコ代表に敗れたとはいえ非常に粘り強い戦いを見せた。一時22点差まで引き離されたが、残り1分を切って終盤4点差まで詰め、チーム力の高さを示している。

 

 このほか初日の試合では、イタリア代表がドイツ代表に対し序盤の劣勢を跳ね返す逆転勝ちを収めた。オーストラリア代表とナイジェリア代表の試合は、第4Q序盤まで非常に競った激しい展開。ナイジェリア代表側にテクニカルファウルによる退場者も出た中で、オーストラリア代表は慌てることなく試合を組み立て白星発進となった。

  • ロックアイスx千葉ジェッツ「千葉から世界へ」
  • zamstインタビュー「戦い続けるために目標に向かって」
  • 大神雄子「気持ちを届ける、想いを託す」
  • ウインターカップ2021
  • 全中2021
  • インターハイ2021
  • 月バスカップ2021-u15
  • 自費出版のご案内