月刊バスケットボール6月号

U17女子日本代表、ハンガリーへのリベンジならず - FIBA U17女子ワールドカップ2022 5-8位決定戦

 ハンガリーのデブレツェンで開催中のFIBA U17女子ワールドカップ2022は、7月16日に5-8位決定戦が行われ、U17女子日本代表がハンガリーと対戦した。ハンガリーは日本が今大会の2試合目で対戦し、55-79で敗れた相手。雪辱を期して臨んだ一戦だったが、日本は第1Q半ば以降思うように得点を伸ばせず、45-67で敗れた。


この結果日本は大会最終日の17日(日)に、7-8位決定戦でドイツと対戦することになった。

 


ゲームハイとなる15得点を挙げた八木悠香。健闘及ばず(写真/©FIBA.U17WWC2022)


☆FIBA U17女子ワールドカップ2022大会準々決勝、日本試合結果
ハンガリー 67(24 17 20 06)
日本 45(07 10 13 15)
日本トップパフォーマー
八木悠香(京都精華学園高校2年) 15得点、フィールドゴール成功率53.3%、2リバウンド、2スティール
下田美希(埼玉栄高校2年) 3得点、1リバウンド、2アシスト、1スティール
上野心音(聖和学園高校3年) 4得点、5リバウンド、1アシスト、2スティール、2ブロック
大上粋奈(広島県立広島皆実高校2年) 2得点、5リバウンド、1アシスト、2スティール


☆試合後コメント
薮内夏美HC


(写真/©FIBA.U17WWC2022)

ーー得点を伸ばせなかった要因
試合の入り方は良くなかったです。理由はアーリーのまま攻めるか、セットにするかの判断が遅かったことです。特にドライブチャンスを作り出すコールを指示しましたが、相手の大きさを意識してうまくいきませんでした。
結果、ボールも人も止まってしまう時間帯が増えました。


ーー3Pショットを高確率で決められた要因(17本中7本成功の41.2%)
ハンガリーのスリーは警戒していました。確かに相手のセットプレーは完成されており、すべてにアジャストするのは無理です。
今後はディフェンスをしながら、相手のやりたいことを読む力をつけていってほしいです。


取材・文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)



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