月刊バスケットボール5月号

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2022.07.15

町田瑠唯、フリースローしっかり決めて2得点 - ミスティクスは序盤のリードを守れず惜敗

 町田瑠唯が所属するWNBAのワシントン・ミスティクスが、日本時間7月15日(北米時間14日)にフェニックス・マーキュリーとのアウェイゲームに臨んだ。町田はこの試合で、17-7とリードした第1Q残り3分3秒からコートに入り、開幕から全26試合連続出場を果たした。

 

 

 町田の出場時間はこのクォーターの終了時点までの約3分間と短かった町田だが、マーキュリーのポイントガードで東京2020オリンピックのアメリカ代表メンバーでもあったスカイラー・ディギンズ-スミスとマッチアップして、ローポストの1対1で厳しいディフェンスでミスショットを誘い、苛立ったディギンズ-スミスから続くトランジションでファウルをもらう好プレーがあった。


第1Q終了間際のこのプレーでフリースローを得た町田は、しっかり2本沈めて2得点。10点差だったリードを26-11と15点差に広げて第2Qにつなげた。

 


ただしミスティクスはその第2Qに32失点を献上。前半終了時点で45-43と1ポゼッションの差まで迫られ、後半は非常にフィジカルなマーキュリーの攻勢を止めることができず75-80で逆転負けを喫した。この結果ミスティクスのシーズン通算成績は15勝11敗(勝率.577)。首位のシカゴ・スカイ(18勝6敗、勝率.750)を4ゲーム差で追う5位の位置は変わらない。町田個人は26試合を通じて平均2.0得点、1.2リバウンド、2.5アシストのアベレージを残している。

 

(月刊バスケットボール)



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