世界を驚かせる! 東京2020男子バスケ日本代表内定12人

#34 渡邉飛勇/琉球ゴールデンキングス(カリフォルニア大学デービス校大学院、アメリカ)
PF, 207cm/106kg, 1998/12/23(22)

〇ラマスHCコメント

 サイズがあり運動能力も高い。その特徴を生かしたゴール下での活躍に期待している。
☆本人コメント

 強い気持ちを持って挑んで、選んでいただけてすごくうれしいです。まだ実感が湧いていませんが、すごいことを成し遂げたと思います。FIBAワールドカップ2019では最終メンバーに残れず、この2年間は故障があったり、内面的な問題でポートランド大学を離れるなど大変な時間だったのですが、こうして認めてもらえて、日本を代表してオリンピックに参加できることをうれしく感じています。
◎直近シーズン(NCAAカリフォルニア大学デービス校)
出場試合数2試合で実戦経験としては少なかった。アベレージは3.0得点、フィールドゴール成功率33.3%、2.0リバウンド、0.5アシスト、1.5ブロック。際立った数字ではないとしても、ディフェンス面においてペイントで最後の砦になれること、リムプロテクターの役割を期待させる数字だ。FIBAアジアカップ2021予選でも、イランとの対戦でもその可能性を感じさせていた。

 

#88 張本天傑/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(青山学院大学、愛知県)
SF, 198cm/102kg, 1992/01/08(29)

〇ラマスHCコメント: 3番でも4番でもできる、ユーティリティー・プレーヤーとしての特徴に期待している。どちらのしっかり役割もこなせる。
☆本人コメント: 今までずっと目標にしていたオリンピックに出ることがかなえられ、本当に良かったです。これからが始まりだと思うので、自分の責任、そして謙虚な気持ちで全身全霊でプレーしていきたいと思っています。
◎直近シーズン(Bリーグ)
51試合に出場して主なアベレージは平均5.0得点、フィールドゴール成功率48.3%、3P成功率44.5%、フリースロー成功率85.0%、1.7リバウンド、0.8アシスト。得点は少ないがチームオフェンスに効率よく貢献した。必要なときに必要なスポットに動ける勘の良さや、その瞬間に頑張れる気持ちの強さも、張本のプレーぶりからは強く感じることができる。

 

■日本選手団役員
※プロフィールは氏名、所属
チームリーダー 東野智弥(JBA)
ヘッドコーチ ラマス フリオ(JBA)
アシスタントコーチ マンドーレ エルマン(JBA)
サポートコーチ兼通訳 前田顕蔵(秋田ノーザンハピネッツ)
サポートコーチ兼通訳 勝久ジェフリー(川崎ブレイブサンダース)
S&Cコーチ 阿部勝彦(JBA)
アスレチックトレーナー 一柳武男(JBA)
サポートアスレチックトレーナー 古澤美香(株式会社リニアート)
チームマネージャー 西村拓也(JBA)

 

ラマス フリオHC

エルマン マンドーレAコーチ


■チームスタッフ(エントリー登録外)
チームドクター 金 勝乾(順天堂大学附属練馬病院)
サポートスタッフ 鈴木良和(株式会社ERUTLUC)
通訳 石橋 潤(JBA)


取材・文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)



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