その他の海外

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2022/07/07

町田瑠唯、オールスター前最終戦は3アシスト、2得点でミスティクスの勝利に貢献

 町田瑠唯とワシントン・ミスティクスにとってWNBAのオールスター・ブレイク前の最後の試合となるアトランタ・ドリームとのアウェイゲームが、日本時間7月7日(北米時間6日)に行われた。町田がこの試合で2得点、3アシストにリバウンドとスティールも1つずつ記録し、85-66の勝利に貢献した。特に後半は、接戦を抜け出すスパークを攻守の好プレーで演出。町田らしさを感じさせるパフォーマンスだった。

 


 町田が最初に得点に絡んだのは第1Q終了間際のプレー。ディフェンスのプレッシャーを受けながら粘り強くドリブルをキープし、インサイドにアタックしてディフェンスを引き付けたところで、あわせてペイントにカットしたシャトリ・ウォーカー-キンブローにバウンドパスをつなぎ、最初のアシストを記録した。

 

 その後も、果敢なドライブで完全にマッチアップを振り切ってレイアップに持ち込みながら、ボールがゴールからこぼれる不運な場面もあったが、積極的なアタックがチームにたびたび得点機をもたらした。第3Qには、54-52と2点リードした残り1分32秒にコートに入り、このクォーターの残り12秒にドリブルドライブからのキックアウトでマイシャ・ハインズ-アレンのミドルジャンパーをアシスト。そのまま続けてプレーした第4Qには、最初のオフェンシブ・ポゼッションでトランジションからスピードに乗ったドライブでゴールに向かい、激しいコンタクトを受けながらのフィニッシュを決めきった。

 

 残り7分49秒にも、高速トランジションからトレーラーとなってペイントに切れ込んだハインズ-アレンにパスをつなぎ3つ目のアシストを記録。その直後、今度はディフェンスでスティールを記録すると、さらに残り6分40秒あたりのプレーでは2連続ディフレクションで相手のターンオーバーを誘った。町田は第4Q残り5分13秒にいったんベンチに戻ったが、インターバルをまたいでのそれまでの約6分間にミスティクスは67-58とリードを9点差に広げていた。

 


 望ましい形でオールスター・ブレイクを迎えることができたマイク・ティボーGM兼HCは、試合後の会見で町田について、「ルイがコートにいる間に良いテンポに乗せてくれたと思います(I thought Rui got us going on a really good tempo in those minutes when she was in.)」と高く評価していた。また、試合終了直後にエレーナ・デレ・ダンとナターシャ・クラウドが町田の活躍を称えるように笑顔で言葉を交わす場面があったが、ティボーGM兼HCに続いて会見に応じたデレ・ダンはそのときのやり取りについて次のように話していた。

 

「すごく良いペースで、とても落ち着いてプレーしていたねと伝えたんです。カットしてくる見方を良く見つけて、速い展開に持ち込んで、必要な時にはアタックしていました。私たちにとって大きな時間帯を作ってくれたので…。全部伝わったかわからないんですけど、大丈夫。めっちゃ笑ってハグしたし肩をたたいたから(笑)」
“I was just telling her like she played with such great pace and also really good poise. She was finding cutters. She sped the game up. She attacked when she needed to and she played…, she had huge minutes, so…. I don’t know if she got all that. But I think she understood with the big smiles the hugs, pat on the back!”

 

町田を激励したシーンを笑顔で振り返るデレ・ダンとハインズ-アレン

 

 この会見に一緒に登壇していた、町田の親友と言われるハインズ-アレンも「それは聞こえなかったけど、会話の場にいられたらよかったなぁ!(I didn’t hear this..., I wish I would have seen like their little conversations!)」と笑顔を見せていた。

 

 WNBAでは日本時間7月11日(月=北米時間10日[日])にオールスター・ゲームが行われるため、ミスティクスは西海岸に遠征してのロサンゼルス・スパークスとの次戦まで6日間の小休止となる。開幕からここまでの24試合は14勝10敗(勝率.583)のリーグ5位で、プレーオフ進出争いの中ではまずまずの位置。町田は24試合すべてに出場し、平均2.0得点、1.3リバウンド、2.7アシストのアベレージを残している。


文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)

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