月刊バスケットボール5月号

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2022.06.26

町田瑠唯が首位エイセズ相手に価値ある1アシスト、1リバウンド - ミスティクスはアウェイで大きな勝利

 町田瑠唯が所属するワシントン。ミスティクスが、日本時間6月26日(北米時間25日)に現在リーグ首位のラスベガス・エイセズとのアウェイゲームに臨んだ。ミスティクスは20得点を挙げたアリシャ・クラーク、19得点に10リバウンドのダブルダブルを記録したエレーナ・デレ・ダン、16得点に10アシストと同じくダブルダブルのナターシャ・クラウドらの活躍で、延長にもつれ込んだ激戦を87-86で制した。ミスティクスはアリエル・アトキンスも15得点。町田も1アシストと1リバウンドを記録して大きな勝利に貢献した。

 

 


町田は5試合ぶりに出場時間が10分を越えた(10分39秒)。1本記録したアシストは、第2Qにクラークの3Pショットを生んだ速攻でのプレー。また、こぼれ記録として残ったアシストとリバウンドのほかにも、第4Qに相手のポイントガード、ケルシー・プラムのジャンプショットに好ディフェンスを見せミスを誘うなど良い動きを見せていた。ファウルも1つあったが、これもプラムの速攻を止める好判断だった。


ミスティクスはこれでエイセズとの対戦成績が2勝0敗。エイセズから2勝以上を挙げた今シーズン唯一のチームとなるとともに、通算成績を12勝9敗(勝率.571)として現在エイセズを3.0ゲーム差で追うリーグ5位となっている。


なお、試合後は近隣の火事騒ぎのために通例の会見が中止となる事態となった。チームは消防当局から早々に会場を離れるよう指示が出ていた模様だ。


文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)



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