月刊バスケットボール5月号

U16女子日本代表、インド代表に89点差快勝- FIBA U16女子アジア選手権2022初日は好発進

 6月24日にFIBA U16女子アジア選手権大会2022ディビジョンAがアンマン(ヨルダン)で開幕。U16女子日本代表が大会のオープニングゲームでインド代表と対戦し、128-39で勝利した。

 


大会全体のオープニングゲームだったこの試合でU16日本代表はいかんなくチーム力を発揮して勝利した(写真/©FIBA.U16Asia)


☆FIBA U16女子アジア選手権2022ディビジョンA初日、日本代表試合結果
日本 128(35 32 29 32)
インド 39(04 10 09 16)
日本トップパフォーマー
上野心音(聖和学園高校3年) 19得点、フィールドゴール成功率60.0%、5リバウンド、2アシスト、2スティール
黒川心音(桜花学園高校2年) 7得点、フィールドゴール成功率100%(3Pショット1本成功を含む)、16アシスト、2スティール
深津唯生(桜花学園高校1年) 15得点、フィールドゴール成功率70.0%、10リバウンド、4アシスト、4スティール
三次真歩(広島県立広島皆実高校3年) 14得点、フィールドゴール成功率70.0%、4リバウンド、4アシスト、5スティール

 

ゲームハイの16アシストを記録した黒川心音(写真/©FIBA.U16Asia)


日本代表は試合開始と同時にアグレッシブに攻勢をかけ、第1Q残り3分38秒に初失点を喫するまで27連続得点を記録。総合力で勝りインドを寄せつけず、89点差をつけて大会の初戦を勝利で飾った。日本の圧倒的なディフェンスのプレッシャーの前にインドは44ものターンオーバーを犯し、そこから日本代表は66得点を奪う強力なトランジションオフェンスを展開した。全員が得点を記録するとともに、上野心音の19得点を筆頭に7人が得点を2桁に乗せる爆発的な勝利。上位4チームに、7月にデブレツェン(ハンガリー)で開催されるFIBA U16女子ワールドカップ2022への出場権が与えられる重要な大会で、まずは好スタートを切ることができた。


今大会には日本とインドのほかオーストラリア、韓国、ニュージーランドが参加している。5チームがグループAで総当たり戦を行い、上位4チームが決勝トーナメントで王座を競うフォーマット。日本の次戦は25 日(土)の対韓国代表戦だ。


文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)



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