その他の海外

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2022/04/28

町田瑠唯がミスティクスで実戦デビュー、勝利に貢献しチームメイトから称賛の声

 日本時間4月28日未明(北米時間27日午後)にワシントンD.C.のエンタテインメントアンドスポーツ・アリーナで行われたワシントン・ミスティクス対ミネソタ・リンクスのプレシーズンゲームで、町田瑠唯がミスティクスの一員としての実戦デビューを果たした。18分42秒の出場時間を得た町田は2得点、1リバウンド、2アシストで±が+12という成績で、ミスティクスの78-66の勝利に貢献した。


 町田の初登場は8-11と3点差を追う第1Q残り5分45秒。マイシャ・ハインズ-アレンに代わってコートに入ると、残り3分29秒にドライビングレイアップでWNBAでの初得点を記録し、クォーター終了までにチームの12-2のランを演出した。


 第2Qにはコートビジョンとパス力が生きる。このクォーターの残り2分45秒、今シーズンのミスティクスで最大の得点源となるだろうエレーナ・デレ・ダンとのピック&ポップでデレ・ダンの3Pショットにミスティクス入り後初のアシスト。前半終了間際の残り9.7秒にも、同じくデレ・ダンの3Pショットをおぜん立てした。また、後半は得点、アシストがなかったが第3Qに1リバウンドを加えた。

 


 試合後のズーム会見には町田本人の登壇はなかったが、マイク・ティボーGM兼HC、アリエル・アトキンス、そしてルーキーのシャキーラ・オースティンの3人が姿を見せ、町田に関するコメントも聞かれた。それぞれのコメントは以下のとおり、いずれも町田に対する高い評価、あるいは歓迎の気持ちがあふれるものだった。

 


マイク・ティボーGM兼HC
――町田のディフェンス面の働きについて
 良かったですよ。彼女は次々出てくるポイントガードとマッチアップしていましたが、しっかりプレッシャーをかけて厳しい思いをさせてオフェンスをしづらくさせていましたし、何度かボールを取りかけていました。我々が期待するプレッシャーをかけてくれていました。
“It was good. I mean she you know guarded whoever their point guard was a lot and put pressure on them, made them you know struggle to get into offense sometimes, knock some balls loose. You know that’s the kind of pressure we need from her.”

――町田のWNBA本番に対する準備の仕上がり具合について
 ええ、彼女がWNBAでやっていけると思ったからこそ契約したんです。そうでなければ大枚をはたいてここまで来てもらいませんよ!!(笑)
Yeah, I mean I thought she was WNBA ready when I signed her. I wouldn’t have signed her…! No, it cost a lot of money to bring her over here!!

 


アリエル・アトキンス
――町田のパスについて
 良いタイミングで飛んできます。ルイのプレーで私が好きなのは、実際にプレーが始まるよりも前にどんなことになるかすでにわかっているところです。それってすごいですよね。特にウチのポストプレーヤーが(ピック&ロールで)ゴールに向かってロールする場面はすごいです。これから彼女をチームメイトとして、一緒にどんなふうに発展していけるか楽しみです。
“It’s right on time. My favorite part of Rui’s game is that she watches the plays develop before they even happen and so that’s cool for me to see especially for our post players that like to roll to the basket. So, I’m excited to continue to develop and grow with her as my teammate.”

 


シャキーラ・オースティン
――年齢も文化的背景も異なるが同じルーキー同士として、町田とどのように関係性を作っているかについて
 私たちは、彼女が英語を話すかどうか、私が彼女の言葉を話すかどうかに関係なくお互いを理解できています。バスケットボールをわかっていれば、それはお互いをわかっていることです。彼女はIQの高いプレーヤーですしね。まだ1日しか一緒に過ごしていませんけど、彼女はもう適応できています。どうやってプレーすればよいかわかっていて、私たちが必要とするものをもたらしてくれます。笑顔で話して良い関係ができてきていますよ。面白いものですよね。彼女がどんなことをやってくれるか、楽しみです。
“We’re just really able to just understand each other, you know, no matter if she can you know speak English or if I can speak her language. It’s just…, when you know basketball, you know basketball. And she is a high-level IQ player. You know we’ve only been together one day and she’s just fit right in. You know she knows the plays. And she just gives us what we need. We’re just able to you know laugh and talk and just still have a relationship. I mean that’s amazing. I’m excited for what she can bring for us.”
――日本語を学びたいかどうか
 ぜひとも! 実はちょっと勉強しているんですけど、みんなにはどんなことを勉強しているかはまだ内緒です(笑) 私なりにやっているんですけど、今シーズンが終わることまでには第二外国語が習得できちゃうかも...なんて思っています!
“I hope so! I’m learning a little. But I’m not going to tell you guys what I’m learning. There’s my stuff but yeah, I think by the time we’re done, I might have a second language!”


 言葉や文化の壁を感じさせないミスティクスの面々の笑顔は、町田がチームに馴染むスピードを間違いなく加速するだろう。実戦デビューは上々のスタートだったと言ってよさそうだ。

 


取材・文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)

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