Bリーグ

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2022/04/21

千葉ジェッツ提携チーム、スペイン1部リーガACBのレアル・ベティス・バロンセスト S.A.D.(コースール・レアル・ベティス)とは

 4月20日に千葉ジェッツがあらたにスペインリーグのクラブとパートナーシップ締結を発表した。提携相手はリーガACBのレアル・ベティス・バロンセスト S.A.D.(コースール・レアル・ベティス)というチームだ。

 


 レアル・ベティスが所属しているリーガACBは、サッカーで有名なレアル・マドリッドやFCバルセロナなど世界でも強豪クラブが集まるリーグの一つとして知られている。ユース世代のチームも含め、そこはNBAでも活躍できるタレントを生み出す泉のような存在であり、過去にはパウとマルクのガッソル兄弟やリッキー・ルビオなど、日本のファンにもおなじみのスターたちを数多く輩出しているリーグ。その中で今シーズンのレアル・ベティスは、20日現在9勝20敗の16位。ロスターを見ると、ダービス・ベルターンス(ダラス・マーベリックス)の兄ダイリスや、2017NBAドラフト1巡目25位でオーランド・マジックの指名を受け、2019-20シーズンから2シーズンに渡りワシントン・ウィザーズでプレーした216cmのビッグマン、アンジェイズ・パセチュニクスなど、日本のNBAファンには親しみ深そうな名前が見つかる。

 


 レアル・ベティスが輩出したNBAスターの中で最もよく知られているのは、今シーズンのトレードデッドライン直前にワシントン・ウィザーズに加わり、八村 塁のチームメイトとしてプレーしたクリスタップ・ポルジンギスかもしれない。ポルジンギスは2012年から2015年まで、当時セビージャと呼ばれていた同クラブのユースチームで活躍した経歴を持っており、その後2015年にニューヨーク・ニックスのドラフト1巡目4位指名を受けて、同年NBAデビューを果たしたプレーヤーだ。

 

 ポルジンギスと同じく2015年のNBAドラフトでフィラデルフィア・セブンティシクサーズから2巡目5位(全体35位)指名を受け、現在はニューオリンズ・ぺリカンズに所属しているウィリー・エルナンゴメスも、2013年から2シーズンに渡ってセビージャ時代のユースチームでプレーしていた。また、同年のドラフト2巡目27位(全体57位)でデンバー・ナゲッツが指名したニコラ・ラディチェビッチも、セビージャ時代のユースチームとトップチーム両方に所属した。トップチームでは、ポルジンギスと同じく今シーズン半ばからウィザーズで八村のチームメイトとなったトマーシュ・サトランスキーも2009年から5シーズンに渡り活躍している。

 

 Bリーグにも、過去にレアル・ベティスで活躍したタレントが存在する。チェコ代表としてサトランスキーとともに東京2020オリンピックにも出場していた群馬クレインサンダーズのオンドレイ・バルヴィンや、同大会で銅メダルを獲得したオーストラリア代表の一員だった島根スサノオマジックのニック・ケイもその例。ケイは島根に加わる前の昨シーズンにレアル・ベティスでプレーし、平均7.9得点にチームトップの5.5リバウンドを記録していた。ほかにもライアン・ケリー(サンロッカーズ渋谷)、シェーン・ウィティングトン(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)など、レアル・ベティスにゆかりのあるプレーヤーが現在・過去のBリーグに何人も名を残している。


 ジェッツとレアル・ベティスの提携発表リリースには「今後トップチーム、ユースチームの交流を行い相互にチーム力、ビジネス面での強化を行ってまいります」と記載されている。具体的なイベントについての言及はないが、田村征也ジェッツ代表のコメント(下記)を読めば、両クラブのトップチームやユースチームがある時点でエキジビション・ツアーを行うようなことも想像できる。

 

【千葉ジェッツふなばし クラブ代表 田村征也 コメント】
 このたび千葉ジェッツふなばしは、現在FIBA ランキング2位であるスペインのトップリーグ「リーガ ACB」に所属しているレアル・ベティス・バロンセストと包括的業務提携を結ぶ運びとなりました。レアル・ベティス・バロンセストは 1987 年に設立された歴史あるクラブで、下部組織からトップチームに掛けての選手育成に定評があり、これまでに4名の NBA 選手を輩出した素晴らしい実績を残しています。

 千葉ジェッツふなばしとしてはスペインのトップリーグに所属するレアル・ベティス・バロンセストと提携ができたことを大変うれしく思っており、この提携が、我々のクラブはもちろんですが、B.LEAGUE にとっても競技レベルの向上や育成レベルの向上に繋がることを期待しています。この提携をきっかけに、トップチーム及びユースチームともに合同トレーニングや試合などの交流を行い、選手のスキルアップ及びチーム強化を図っていきたいと思っております。今後も千葉ジェッツふなばしでは「選手・スタッフの成長」、「競技レベルの向上」、「クラブの発展」を目的に海外クラブとの提携をはじめとした様々な活動を積極的に行って参ります。


【レアル・ベティス・バロンセスト S.A.D(コース―ル・レアル・ベティス)プレジデント Fernando Moral コメント】
 今日は、レアル・ベティス・バロンセストにとって重要な日となります。日本の B.LEAGUE に所属する千葉ジェッツふなばしとパートナーシップ契約を締結しました。

 私たちは、千葉ジェッツふなばしに、若い才能の発展やコーチングの向上、また栄養やトレーニングプランに関する知識を共有していきます。また、このパートナーシップにより、私たちレアル・ベティス、セビリア、アンダルシア、そして ACB の名が日本市場に浸透し、パートナーやスポンサーとの相乗効果を生み出すことを期待しています。千葉ジェッツふなばしは、日本でトップクラスのクラブです。このことは、私たちにとっても同時にとても良い学びの機会となり、この素晴らしいバスケットボール界を通じて、国際化のプロセスをまた一歩進めることになるでしょう。

 

 

☆関連記事リンク

千葉ジェッツ公式サイト

レアル・ベティス・バロンセスト S.A.D(コース―ル・レアル・ベティス)公式サイト

リーガACB公式サイト



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