渡邊雄太が所属しているトロント・ラプターズが、日本時間4月6日（北米時間5日）のアトランタ・ホークスとのホームゲームに118-108で勝利し、同日クリーブランド・キャバリアーズがオーランド・マジックに115-120で敗れたことと合わせてイースタンカンファレンスの6位以上が確定した。この結果ラプターズは、レギュラーシーズンであと3試合を残してプレーオフ進出が決定した。

渡邊はこの日も左大腿四頭筋の痛みで欠場しており、これで3試合連続でユニフォームを着ずにベンチに座る状況。ただしニック・ナースHCは、2日前の対マイアミ・ヒート戦前の会見で「数日のうちに練習に復帰できる（within a couple days）」状態と話しており、見込みとしてはレギュラーシーズン中に戦列復帰が可能と思われる。コンディションさえ元に戻せれば、NBAデビュー4シーズン目にして自身初のプレーオフの舞台でコートに立つシーンを期待できる状態となる。

　ラプターズはこの日のホークスに対する勝利で46勝33敗（勝率.582）。キャバリアーズ（43勝37敗、勝率.537）がレギュラーシーズンの残された2試合で勝利しても、ラプターズを上回ることはできない。

文／柴田 健（月バス.com）
（月刊バスケットボール）