月刊バスケットボール5月号

MORE

2022.04.02

馬場雄大、メルボルンユナイテッド復帰初戦で5得点、1アシスト、1スティール

 オーストラリアのプロリーグNBLのメルボルン・ユナイテッドに復帰した馬場雄大が、4月1日に今シーズンの初戦となるイラワラ・ホークスとのホームゲームに臨み、5得点、1アシスト、1スティールを記録した。試合はイラワラが96-90で勝利している。

 

 馬場はこの試合で18分2秒の出場時間を得、フィールドゴール3本中2本を成功させた(うち3Pショットは2本中1本成功)。第1Q残り4分13秒に久々の公式戦のコートに立つと、同クォーター残り1分53秒にいきなり3Pショットで初得点。同残り6秒には30-32と追い上げるシェイ・イリの3Pショットへのアシストも記録した。

 

 メルボルンは第4Q残り5分48秒に馬場がドライビング・レイアップで5点目を奪った時点で85-80とリードしていたが、以降イラワラに16-5とスパートを許し逆転負け。メルボルンはこの黒星で通算成績が15勝7敗となり、リーグ首位を維持しているものの、敗れた相手のイラワラが5連勝で16勝8敗として同率2位に迫っている。

 

 メルボルンの公式サイトでは前日馬場のインタビューが公開されており、その中で馬場は「メルボルン生きて以来、プレーする準備はできています(Since I came to Melbourne, I’ve been ready to play)」と話していた。「良い感じですよ。約3ヵ月間チーム練習をしていなかったので、皆とコートに立ててとてもうれしいです(I’m feeling so good. I hadn’t had a team practice in around three months, so I’m so glad to be back on the court with those guys)」

 

 初戦でライバルチームに痛い黒星を喫したとはいえ、馬場個人としては出場して時間をおかずに得点とアシストを記録できており、インタビューの言葉どおり良い仕上がり状態にあるようだ。次戦は4月4日(月)の対パース・ワイルドキャッツ戦。この一戦を含めあと6試合残されたレギュラシーズンゲームで確実に結果を残しながら勝利に貢献し、昨年の王座獲得の再現につなげたいところだ。

 

メルボルン・ユナイテッドvs.イラワラ・ホークスハイライト(NBL公式サイト)

試合前日の馬場雄大インタビュー記事(チーム公式サイト、英文)

 

 

(月刊バスケットボール)



PICK UP