月刊バスケットボール5月号

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2022.04.02

今野紀花がファイナルフォーで1リバウンドを記録 - ルイビル大はNCAAトーナメント決勝進出ならず

 全米女子カレッジバスケットボールの頂点を決するNCAAトーナメントは、日本時間4月2日(北米時間1日)に“ファイナルフォー”と呼ばれる準決勝を迎え、ミネアポリス(ミネソタ州)のターゲット・センターで2試合が行われた。初戦では今野紀花が所属するルイビル大がサウスキャロライナ大と対戦し、サウスキャロライナ大が72-59で勝利して2017年以来5年ぶり2度目の決勝進出を決めた。


敗れたルイビル大は9年ぶり3度目の決勝進出を逃したが、今野はファイナルフォーの舞台で初めてコートに立ち、最後の41秒間プレーしてオフェンスリバウンド1本を記録した。王座に届かなかったのは残念だが、ルイビル大は今シーズン通算で29勝5敗(アトランティック・コースト・カンファレンスでは16勝2敗)の好成績で終えることができた。その中で今野は20試合に出場し、平均2.7得点、1.3リバウンド、1.0アシストのアベレージを記録している。

 

 準決勝のもう1試合では、コネティカット大がディフェンディング・チャンピオンのスタンフォード大を63-58で破り、6年ぶり12度目の決勝進出を果たした。コネティカット大は過去11度の決勝進出の機会にすべて勝利している。対するサウスキャロライナ大は2017年が初の決勝進出だったが、その機会にタイトルを獲得しておりこちらも決勝戦の戦績は1勝0敗。どちらも決勝戦で負けたことのない強豪同士の頂上対決となった。両者の対戦は日本時間4月4日(北米時間3日)に、この日と同じターゲットセンターで行われる。

 

ルイビル大vs.サウスキャロライナ大ハイライト
コネティカと大vs.スタンフォード大最後の1分50秒間



(月刊バスケットボール)



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