月刊バスケットボール5月号

MORE

2022.03.21

男子NCAAトーナメント、デューク大他が2回戦を突破 – コーチKは通算1200勝目

 全米カレッジバスケットボールの頂点を決めるNCAAトーナメントは、日本時間の3月20日・21日(北米時間19日・20日)に2回戦が行われ、ミシガン州大を85-76のスコアで破ったデューク大など16チームが、“スウィート・シックスティーン”と呼ばれる3回戦進出を果たした。


今大会はデューク大にとって、1980年から42年間に渡ってチームを率いてきた“コーチK”ことマイク・シャシェフスキーHCの有終を美を飾る大会であることから、例年以上に全米の注目を集めている。ミシガン州大に対する2回戦の勝利はコーチKの通算1,200勝目となる記念すべき勝利でもあった。次は“エリートエイト(いわゆるベスト8)”入りをかけて、2019年にこの大会で準優勝に輝いたテキサス工科大と対戦する。

 

 

 デューク大のほかには、AP通信社のトップ25ランキング1位で優勝候補筆頭と目される八村 塁の母校ゴンザガ大、昨年の優勝チームで東地区第1シードのベイラー大を2回戦で破ったノースキャロライナ大、昨年のファイナルフォーでゴンザガ大と激戦を演じたUCLAなど名門校がスウィート・シックスティーン入りを決めた。ここまで、4地区の第1シードのうち、ベイラー大だけが2回戦で敗退となっている。


名門中の名門の一つであるケンタッキー大を1回戦で破ったセント・ピーターズ大も勝ち残った。八村の在籍当時ゴンザガ大のアシスタントを務めていたトミー・ロイド氏がヘッドコーチを務めるアリゾナ大も、テキサス・クリスチャン大を延長で下して3回戦に進出している。


デューク大vs.ミシガン州大ハイライト
アリゾナ大vs.テキサス・クリスチャン大ハイライト
ゴンザガ大vs.メンフィス大ハイライト


☆スウィート・シックスティーンの対戦
西地区: ゴンザガ大(1)vs.アーカンソー大(4)、テキサス工科大(3)vs.デューク大(2)
東地区: ノースキャロライナ大(8)vs. UCLA(4)、パデュー大(3)vs.セント・ピーターズ大(15)
南地区: アリゾナ大(1)vs.ヒューストン大(5)、ミシガン大(11)vs.ビラノバ大(2)
中西部地区: カンザス大(1)vs.プロビデンス大(4)、アイオワ州大(11)vs.マイアミ大(10)

※カッコ内は各地区におけるシード順

 


(月刊バスケットボール)



PICK UP