月刊バスケットボール5月号

Bリーグ

2022.03.09

米須玲音の特別指定選手登録期間が3.13(日)で終了 - 川崎ブレイブサンダースで治療・リハビリは継続

 米須玲音(日本大学1年)の特別指定選手としての活動が3月13日(日)で終了となることを、川崎ブレイブサンダースが発表した。米須は登録期間後も、B1公式戦中のアクシデントで痛めたケガの治療と試合復帰に向けたリハビリに取り組んでおり、そのケアは引き続き川崎で継続する。

 

写真/©B.LEAGUE

 


今シーズンの米須は、昨年12月24日の対大阪エヴェッサ戦以降9試合に平均5分30秒出場し、2.1得点、0.8リバウンド、1.0アシストのアベレージを残した。得点に関しては自らゴールを狙う機会が少なかったものの、スピードを生かして自身の優位な状況を作って非常に堅実にフィニッシュにつなげており、フィールドゴール成功率は72.7%と好数字。3Pショットに関しては2本のアテンプトをいずれも成功させ、フリースローも1/1で100%だった。1月30日のレバンガ北海道との試合で右肩を脱臼して離脱するまで、大学1年生の特別指定選手として十分合格点の仕事をしたと言えるだろう。


昨シーズン、東山高校3年生の時点で川崎に加わった際も、米須は堅実なフィニッシュ力を見せていた。5試合で平均3分5秒の出場時間、1.6得点、0.2リバウンド、1.4アシスト。フィールドゴール成功率は5本中4本成功の80.0%(3Pショットとフリースローはアテンプトなし)で、今シーズンはその高確率にこそ届いていないものの、2年目のチャレンジでも70%越えという数字は特筆に値する。また、今シーズンは3Pショットもきっちり決めきった点でも、トップレベルでできることの幅が広がっていることを感じさせるパフォーマンスだった。

 

写真/©B.LEAGUE

 


(月刊バスケットボール)



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