月刊バスケットボール5月号

【四国インターハイ2022】八雲学園が8強入り、千葉経済大附を下す

 

関東大会の借りを返し、八雲学園が勝利

 

7月29日、「令和4年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ2022)」大会3日目女子3回戦、八雲学園(東京都[2])と千葉経済大附(千葉県)が対戦。関東勢同志の戦いは、八雲学園が88-77で勝利し、準々決勝進出を決めた。

 

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両校は6月の関東大会2回戦でも対戦。その際は、千葉経済大附が71-66で八雲学園を下している。互いに相手のことはわかっている。そんなこともあってか、スタートから硬さが目立つ両校。なかなかシュートが決まらない。残り8分強、まず千葉経済大附が先取点を奪う。八雲学園は残り7分4秒、#6原英未のフリースローでチーム初得点。互いに厳しいディフェンスを展開し、なかなかスコアが動かなかったが、クォーター終盤は点の取り合いに。千葉経済大附は#10坂口彩花、#11角陽菜多、キャプテンの#4川井田風寧、#5伊藤紗友希らが、八雲学園は#6原、#5山田優歩、#7タンジャ・マロ・ナオミ、キャプテンの#4薮未奈海らがシュートを決め、千葉経済大附の18-15で1Qを終える。

 

2Q開始から、八雲学園は連続得点をあげて20-18と逆転するが、千葉経済大附も簡単にリードは握らせない。最後まで譲らない攻防となり、八雲学園の40-39でハーフタイムを迎える。

 

3Q、千葉経済大附は#10坂口を中心に、八雲学園は#4薮、#6原、#7タンジャらが得点。どちらもなかなか連続得点を奪えなかったが、クォーター終盤、八雲学園は流れをつかみ、64-57と7点リードで最終クォーターを迎える。

 

4Q、千葉経済大附は#4川井田の3Pシュートなどで残り8分の時点で62-64と差を詰める。流れをつかめるかというところ、八雲学園は#4薮が3Pプレー、ミドルシュートと決めて再び突き放すが、千葉経済大附は、#11角陽菜多の3Pプレーなどで粘りを見せる。

 

残り5分で八雲学園の71-69と2点差に。ここで八雲学園は#8田中愛聖が連続得点。#7タンジャも決めて、77-71とリードを作る。残り2分18秒、#7タンジャがミドルシュートを決めると82-71と2ケタ差に。たまらず千葉経済大附はタイムアウトを取る。

 

タイムアウト明け、千葉経済大附はバックコートからプレッシャーをかけ、ターンオーバーを引き出すが、チャンスを得点につなげられない。八雲学園が88-77で勝利し、準々決勝進出を決めた。

 

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