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2022/02/17

すごすぎないか!? デマー・デローザン(シカゴ・ブルズ) - チェンバレン越え、ジョーダンに並ぶ快記録達成

 シカゴ・ブルズに所属するデマー・デローザンが、日本時間2月17日(北米時間16日)の対サクラメント・キングス戦で歴史的快挙を達成した。デローザンはこの試合で38得点を挙げてブルズの125-118の勝利に貢献したのだが、それだけでも素晴らしいこの38得点は、ただの38得点ではなかったのだ。


 デローザンはフィールドゴール27本中16本(成功率59.3%)決めての38得点。これにより35得点以上とフィールドゴール成功率50%以上の両方を、史上初めて7試合連続で達成したプレーヤーとなった。これまでの最長記録は、1試合100得点を記録した唯一のプレーヤーであるウィルト・チェンバレンの6試合連続(1960年、61年に2度達成)。史上最強スコアラーの記録を塗り替える快挙だったのだ。

 

写真をクリックすると、デローザンの試合後会見映像が見られます(ブルズ公式ツイッターアカウントの投稿)

 

 試合後、デローザンは快挙達成の感想を尋ねられ、「子どもの頃からバスケットボールの歴史に親しみ、こうして長くこのリーグでプレーさせてもらっていますが、こんなことがあるたびに身が引き締まる思いになります(As a kid, as a fan of the history of the game, being in the league as long as I've been in this league, things like that continue to make me even more humble)」と答えた。「でもおかしいことに、いつもなら決められているはずの簡単なショットを8本も外したなという感覚があるんですよ。調子が悪かったんじゃないかというのが正直な感想です(And the crazy thing is I felt like I missed eight easy shots I normally would have made. So..., I feel like I had a bad shooting night, to be honest)」。こう話すデローザンの笑顔には、自信という言葉に収まりきれない貫禄が感じられる。

 


 歴史的スコアラーといえばもう一人、1990年代のブルズ全盛期をけん引したレジェンド、マイケル・ジョーダンの名前も浮かぶ。実はデローザンは、この7試合連続35得点のひとつ前の試合で31得点を記録しており、そこから8試合連続30得点以上という記録も、ジョーダンが1996年に達成したフランチャイズ記録に並ぶ快挙とのことだ。デローザンが次戦(日本時間2月25日[金=北米時間24日の木曜日])の対アトランタ・ホークス戦で30得点以上を記録すれば、26年ぶりに新記録更新ということになる。

 

 ちなみにデローザンの直近8試合の得点とシューティングは以下のとおりだ(日付表記はすべて日本時間)。これだけ入れば間違いなく気分が良さそうな、痛快な数字が並んでいる。


2月5日 31得点 FG11/26(42.3%) vs. インディアナ・ペイサーズ
2月7日 45得点 FG18/30(60.0%) vs. フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
2月8日 38得点 FG16/27(59.3%) vs. フェニックス・サンズ
2月10日 36得点 FG13/19(68.4%) vs. シャーロット・ホーネッツ
2月12日 35得点 FG14/22(63.6%) vs. ミネソタ・ティンバーウルブズ
2月13日 38得点 FG12/24(50.0%) vs. オクラホマシティ・サンダー
2月15日 40得点 FG16/24(66/7%) vs. サンアントニオ・スパーズ
2月17日 38得点 FG16/27(59.3%) vs. サクラメント・キングス


 38勝21敗でイースタンカンファレンスのトップとしてオールスター・ブレイクに突入するブルズにあって、デローザンはこの直近8試合だけでなくシーズンを通じてまさしく大黒柱と呼ぶにふさわしい活躍を続けている。この日のキングス戦を終えた時点での平均28.1得点はリーグ全体の4位。オールスター・ゲームにはバックコートのスターターとして選出された。

 


 デローザンが今シーズン成し遂げた驚くべき快挙はこれだけではない。2021年の大晦日と2022年の元日(日本時間では元日と1月2日)の試合(それぞれvs. インディアナ・ペイサーズとvs. ワシントン・ウィザーズ)で、逆転ブザービーターとなる3Pショットを2日連続で成功させた史上初めてのプレーヤーにもなっているのだ。押しも押されもせぬオールスター、デローザンによる、何ともドラマティックな連夜の年越しブザービーターは、ブルズの本格的な復活を告げる華々しい打ち上げ花火だったのかもしれない。


文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)

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