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2022/02/09

渡邊雄太6試合ぶりの出場&ラプターズ最新情報 - ボビー・ウェブスターGMが会見を開く

 1月末から5試合連続で出場機会がなかった渡邊雄太が、日本時間2月8日(北米時間7日)にシャーロットのスペクトラム・センターで行われたアウェイのシャーロット・ホーネッツ対トロント・ラプターズ戦で、6試合ぶりにコートに立った。渡邊は116-101でラプターズが勝利したこの試合の第4Q残り1分4秒から出場し、主だったスタッツを残すことはなかったものの、ドリブルドライブしてくる相手を止め、3Pショット3本にコンテストしてすべてをミスに終わらせるなど、ディフェンス面で活発な動きを見せた。

 


 オフェンスではボールを得る機会がなかったが、トランジションでよく走ってシューティングポジションにスポットアップするなど、やるべきことをこなして試合終了の瞬間を迎えた。

 

 この勝利でラプターズは連勝を6に伸ばし、現時点での通算成績は29勝23敗(勝率.558)。順位はこの試合の前日から、イースタンカンファレンスのプレーオフ直行圏内である6位に上昇させている。渡邊個人はこの日が今シーズン22試合目の出場。故障と新型コロナウイルス陽性判定による欠場で不安定な進み方を経たあとの現在は調子を落としているが、アベレージとしては出場時間16.0分、5.1得点、3.2リバウンド、0.5ブロックがキャリアハイだ。リズムを取り戻せばさらなる貢献度を期待できると思えるだけの数字ではあるだろう。


 ラプターズでは、この試合の翌日となる日本時間9日未明(北米時間8日午後)に、ボビー・ウェブスターGMによる会見も行われていた。内容としては、日本時間2月11日(北米時間10日)に迫ったトレードデッドラインに関する質疑応答。現在ラプターズ関連では特に、今シーズンいっぱいで高額契約が切れる状況で長期欠場中となっているポイントガードのゴラン・ドラギッチを、現状ロスターの一部や将来のドラフト指名権と組み合わせて、他チームの有力プレーヤーとトレードするウワサがある。そのためチームの方向性を確認しようと多くのメディアからウェブスターGMに質問が飛んでいた。


 ウェブスターGMは、この件に関し決定的な情報発信はしなかったが、ドラギッチ本人とエージェントが有利な条件を導こうと市況を見ているだろうことには言及し、ラプターズとしてもトレードを検討する余地があることをうかがわせていた。会見の中で特段渡邊に関するコメントもなかったが、場合によっては渡邊にも大きな影響が及ぶ可能性がある今後のチームの方向性に関しては、以下のようなコメントを残している。


「明らかにプレーヤーたちが成長しながらともにプレーしているのを見れば、たぶん大きな動きはいらないでしょう。(他チームからのトレードの)話を聞かないわけでも、考えないわけでもありません。でも現状のグループが見せている良い雰囲気は、将来が明るいことを示唆していると思います」
“I think obviously with the way you know players are growing and playing together I think probably suggest less of a major move. It doesn’t mean we don’t get those calls and we’re not talking about them. But I think the good vibes of the current group you know hopefully bodes well for the future.”

 

トレードデッドライン関連の会見を行ったラプターズのボビー・ウェブスターGM(写真をクリックするとラプターズ公式YouTubeチャンネルの会見映像が見られます)


 NBAのトレードに関しては、何が起こっても不思議ではないので、明確なことは現時点で何も言えない。しかしラプターズが基本的には、現状戦力をコアであれ全体としてであれ重要視していることは感じられる。それにより渡邊にどんな影響があるかと言えば、基本的には何もないだろう。トレードデッドラインをまたぐこの期間であっても、心を惑わされることなくこれまでどおりのルーティンを継続する以外にできることはないからだ。


 その意味でホーネッツとの試合では、出場機会を得られたこと、短い時間にもはつらつとしたプレーを見せられたこと、ベンチでの表情も明るかったことなど好材料が多かった。一時期6-7人のコアメンバーに絞って起用し続けてきたニック・ナースHCが、このところ徐々にローテーションの人数を増やしている点もその一つだ。次戦、日本時間10日(木=北米時間9日[水])に行われるオクラホマシティ・サンダーとのアウェイゲームでも、これらの傾向が続く公算は高いのではないだろうか。


文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)

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