月刊バスケットボール5月号

Bリーグ

2022.02.18

京都ハンナリーズとタニムラ医院から洛南高校附属中男女バスケットボール部にボール寄贈と観戦のプレゼント

 2月2日(水)に京都市体育館で開催された京都ハンナリーズ対広島ドラゴンフライズ戦の会場で、医療法人タニムラ医院(ハンナリーズのシルバーパートナー)による洛南高等学校附属中学校男女バスケットボール部へのボール贈呈式が行われた。当日は同チームのメンバーが観戦への招待を受け来場。コート上でハンナリーズのマスコット、はんニャリンから男女キャプテンにボール10球が寄贈された。

 

 

☆洛南高等学校附属中学校バスケットボール部コメント


■女子キャプテン 蓮井千夏


今回は、ボール贈呈式と試合の観戦に招待していただき誠にありがとうございました。

 私は、ハンナリーズの試合を見るのが初めてだったのですが、本当に楽しかったです。選手の方々の迫力に常に圧倒されて、あっという間に終わった2時間でした。自分でも驚くほど試合に熱中していて、最後まで周りの友達と興奮しっぱなしでした。

 特に、自分自身のポジションがガードということもあり、ハンナリーズの久保田選手や鈴木選手、洛南の卒業生の寺嶋選手と辻選手のパスやゲームメイクが印象に残っています。相手にオールコートでプレッシャーをかけられた時であっても、冷静な判断と絶妙なパスでフロントコートまでボールを運んでいて、本当に凄かったです。また、会場のブースターの方々が一体となって応援されていたことも印象に残っています。声を出しての応援ができないことは悲しいけれど、手拍子などで一丸となっているブースターの方々の団結力を、実際に試合に行くことで感じることができました。映像で試合を観るのとは違って、会場で観る素晴らしさを多くの方に知ってもらいたいです。

 また、タニムラ医院様にボールを贈呈していただき、本当にうれしかったです。ありがとうございました。コロナで練習が制限される状況が続いていますが、この先大切に使わせていただきます。贈呈式では、試合前のコートに立たせてもらい、貴重な体験となりました。選手の方々と同じコートに立てたことが素直にうれしくて感動しました。コートの中からは観客席がよく見えて、多くの話し声が聞こえたことから、あらためてブースターの皆様の応援は選手達の大きな力になっていると実感しました。

 最後に、コロナ禍の大変な中、ボール贈呈式と試合の観戦に招待していただいたことを心から感謝しています。私は高校でもバスケを続けるので、この経験を今後のバスケ人生に活かしていきたいです。

 これからも京都ハンナリーズと日本のバスケ界を応援しています!


■男子キャプテン 光嶋 諒


今回はコロナ禍にも関わらず、京都ハンナリーズの試合に招待していただき本当にありがとうございました。僕は小さい頃からハンナリーズを応援しています。なので、試合を観るだけでもワクワクするのに、選手と同じコートに立ってはんニャリンからボールを受け取れるなんて夢にも思いませんでした。もちろん僕だけではなく、部員全員がその日をまだかまだかと待ちわびていました。この機会を作ってくださったタニムラ医院の皆様には本当に感謝しています。

 当日コートに立ってアリーナを見回すと、その景色は強く惹かれるものがあり、「いつかこのコートに立ってプレーしたい!」と憧れまでも抱きました。試合が始まると、まるで体の一部であるかのように巧みにあやつるハンドリング。リングが引き寄せているのかと思うほど次々ときれいに決まるスリーポイントシュート。そして迫力のあるダンク。そのすべてに魅了されました。特にハーパー選手は面白いようにシュートが入っており、一段と熱くなりました。試合開始から試合終了のブザーが鳴るまでの約2時間が一瞬で過ぎ、振り返ってみると、たくさんの学びがありました。その中の1つに「選手のみなさんがチームのために、またブースターのみなさんのためにプレーされていた」ということが印象に残っています。

 僕は3年間バスケをしてきましたが、ケガが多く試合に出られないこともあり、たくさんの悔しい思いをしてきました。投げ出しそうになった時には仲間たちに助けられることが多くありました。今回の試合を観戦させていただいてあらためてゲーム展開が苦しくなってきた時にチーム一丸となって一致団結する大切さを再認識することができました。試合に出ていない選手がチームを鼓舞し勝てる雰囲気を作る、ハッスルプレーをした時にベンチから飛び出してきて手を差し伸べる、これがバスケットボールなんだなと痛感しました。

 このたびは、ボール贈呈式、そして試合観戦に参加させていただき、ありがとうございました。

 この機会を作っていただいた京都ハンナリーズのスタッフの皆様、大きな拍手で僕たちを迎えてくれたブースターの皆様、そしてタニムラ医院の皆様には感謝してもしきれない思いです。

 いただいたボールが禿げるまで練習し更なる高みを目指します!


(月刊バスケットボール)



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