高校生

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2022/01/06

ニューイヤーカップ2022は福岡第一が優勝

 1月4日・5日の2日間にわたって、長岡市民体育館で行われた高校バスケットボール界の新年最初のビッグイベント、ニューイヤーカップ2022は、福岡第一が無傷の4連勝で優勝した。昨年末のウインターカップ2021でベスト4まで勝ち上がった福岡第一だが、2022年も非常に楽しみな戦力の土台ができていることを印象づける結果となった。


 今大会の最終順位は以下のとおりだ。

優勝 福岡第一(4勝)
2位 帝京長岡(3勝1敗)
3位 北陸学院(2勝2敗)
4位 駒澤大附苫小牧(1勝3敗)
5位 前橋育英(4敗)

 


☆大会2日目戦評

 

第1試合 福岡第一(3勝)87-63帝京長岡(2勝1敗)
福岡第一 87(25 30 17 15)
帝京長岡 63(19 10 21 13)


 第1Q半ばまでは帝京長岡が先行し、開始3分半過ぎに長谷川立樹がベースライン際からミドルジャンパーを決めた時点では、13-6と優位に立っていた。しかし福岡第一はディフェンスで帝京長岡のミスを誘い、ターンオーバーから城戸賢心らが得点を重ね、あっという間に逆転。前半終了までに55-29と26点のリードを積み上げていた。


 福岡第一は、ハーフタイムをはさむ11-2のランで最大65-31の34点差までリードを広げ、完全に流れを掌握。帝京長岡も以降は粘り強く対抗したが、勝負を動かすには至らず。ウインターカップ2021の準決勝の再戦は、最終的には24点差で福岡第一が雪辱の勝利をつかむ結果となった。


第2試合 駒澤大附苫小牧(1勝2敗)41-83北陸学院(1勝2敗)
駒澤大附苫小牧 41(09 08 10 14)
北陸学院    83(19 16 27 21)


 今大会初勝利を目指す北陸学院は、試合開始から石田丈人の2本の3Pショットなどで13連続得点を記録し、波に乗った。オフェンスでボールが良く回った北陸学院が森田稀羅、坂口大和らの3Pショットや、出足の良いディフェンスでターンオーバーを誘ってイージーバスケットを奪うなど次々と加点していくのに対し、駒澤大附苫小牧は流れを引き寄せるきっかけをつかめないまま時間を費やしてしまう。


 第1Q、第2Qにいずれも得点が2桁に届かなかった駒澤大附苫小牧は、今大会最少の41得点での黒星。思うようなバスケットボールを披露した北陸学園は、今大会初白星を手にした。


第3試合 前橋育英(3敗)58-91福岡第一(4勝)
前橋育英 58(14 07 15 22)
福岡第一 91(22 22 25 22)


 勝てば今大会優勝の福岡第一は、序盤から攻守に勢いを感じさせていた。前橋育英は試合開始2分過ぎに千原碧真が右ウイングから3Pショットを成功させ6-3とリードを奪ったが、福岡第一が先行を許したのはこの時点だけ。以降は厳しいディフェンスでターンオーバーを誘発してイージーバスケットにつなげる得意の展開で、安定した試合運びを見せた。


 大量91得点を奪い33点差で勝利した福岡第一は、4戦全勝で今大会優勝が決定。1試合当たりの平均得点93.3、平均失点60.8、平均得失点差32.5という数字が示す通りの圧倒的な強さだった。逆に前橋育英はここまで白星なしの3連敗となっている。

 


第4試合 帝京長岡(3勝1敗)75-48駒澤大附苫小牧(1勝3敗)
帝京長岡    75(08 25 20 22)
駒澤大附苫小牧 48(14 12 12 10)


 この日の第1試合で今大会初黒星を喫した帝京長岡は、試合の入り方は決して良くなかった。一方の駒澤大附苫小牧は、ティオウネ・ババカルの力強いポストプレーなどで6-0とリードすると、第1Qに帝京長岡をわずか8得点に封じ14-8と優位に立つ。


 しかし第2Qには流れがまったく変わった。帝京長岡はクォーター開始時点から、長谷川立樹の3Pショットなどで17-2のランを展開し、25-16として主導権を奪い返す。駒澤大附苫小牧は前半こそ26-33と1桁のビハインドに踏みとどまったが、第3Q以降も反撃の糸口を見出すことができず徐々に点差を開けられてしまう。後半だけで20点差をつけた帝京長岡は、27点差で3勝目。今大会2位の座を確定した。


第5試合 北陸学院(2勝2敗)84-69前橋育英(4敗)
北陸学院 84(18 15 21 30)
前橋育英 69(16 25 13 15)


 今大会最後の一戦は、大きな波が行ったり来たりの流れとなった。第1Q残り3分半までは北陸学院が16-7でリード。しかし前橋育英はこのクォーター終了までに2点差まで詰めると、第2Qに矢野匡人の3Pショット、増田聖大の巧みなステップからのドライビング・レイアップなどで22-4のランを繰り出し、一気に41-30と形勢を逆転した。それでも北陸学院はじりじりと追い上げ、第3Q残り19秒に宮村拓磨の力強いドライビング・レイアップで54-54の同点に追いつく。


 両者譲らぬ展開の最終クォーターは、残り2分を切っても71-67で北陸学院の4点リードという競った展開。しかし北陸学院は石田丈人のパス・インターセプトからのレイアップ、梶田龍之介の3Pショットなどで前橋育英を徐々に追い詰め、最終的には15点差をつけて今大会2勝目を手にした。

 

文/柴田 健(月バス.com)

(月刊バスケットボール)

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