月刊バスケットボール5月号

U17女子日本代表アジア銀メダルメンバーから7人を入れ替え世界に挑戦 – FIBA U17女子ワールドカップ2022に向け最終メンバーが確定

 6月30日まで行われていたFIBA U16女子アジア選手権2022で銀メダルを獲得し、同時に7月9日(土)からデブレツェン(ハンガリー)で開催されるFIBA U17女子ワールドカップ2022への出場権を得たU17女子日本代表の、同大会に向けた最終エントリーメンバーの顔触れが、公益財団法人日本バスケットボール協会(JBA)から発表された。


今回発表されたメンバーは、チームリーダーが村井幸太郎氏(広島県立広島皆実高校)から庄司梢枝氏(JBA)へ、アシスタントコーチが三島正敬(浜松開誠館高校)と稲垣 愛(四日市メリノール学院中学校)から筑波 大氏(明秀学園日立高校)と小畑亜章子氏(JBA)に引き継がれた。それとともにプレーヤーも7人を入れ替えての世界への挑戦となる。

 

 5人いる継続メンバーには、フリースロー成功率80.0%が大会1位、3P成功率42.9%が大会4位だった上野心音(聖和学園高校3年)、フィールドゴール成功率47.1%が大会5位に入った八木悠香(京都精華学園高校2年)、大会4位の平均スティール数2.8を記録した三次真歩(広島県立広島皆実高校3年)が含まれている。平均身長では173.9cmから174.0cmへ、平均体重も64.2kgから64.3kgへとわずかな変動があるが、ほぼ同サイズ。最長身がパワーフォワードの大上粋奈(広島県立広島皆実高校2年)の180cm で、飛びぬけて大きなプレーヤーはいない構成だが、機動力を生かしてどのような戦いを繰り広げるか注目だ。


U17女子ワールドカップのグループラウンドでの日本は、メキシコ、ハンガリー、ベルギーと同組のグループ A。日本は大会初日の夜(日本時間では7月10日[日]未明)に行われる初戦で、メキシコと対戦する予定となっている。

 


アジアで銀メダル獲得とともにでフィールドゴール成功率47.1%が大会5位だった八木をはじめ、5人が同大会のチームから継続登録(写真/©FIBA.U16Asia)


☆FIBA U17 女子ワールドカップ ハンガリー 2022 U17女子日本代表 メンバー(年齢、所属は7月3日現在)
■スタッフ
※プロフィールは役職、名前、所属
チームリーダー 庄司梢枝(JBA)
ヘッドコーチ 藪内夏美(JBA)
アシスタントコーチ 筑波 大(明秀学園日立高校)
アシスタントコーチ 小畑亜章子(JBA)
ドクター 伊藤恵梨(慶應義塾大学医学部スポーツ医学総合センター)
トレーナー 田中美樹子(田中MIKI鍼灸治療院)
トレーナー 坂本彩香(JBA)
テクニカルスタッフ 千木良知春(東京医療保健大学)
マネージャー 古海五月(JBA)

 

 

■選手
※プロフィールはNo.、氏名、ポジション、 身長(cm)/体重(kg)、年齢、所属、出身校
※ポジション表記はPG=ポイントガード、SG=シューティングガード、SF=スモールフォワード、PF=パワーフォワード、C=センター
#7 門脇瑚羽 GF 177/70(17) 北越高校3年(田上町立田上中学校)
#8 鈴木花音 SF 174/64(16) 明秀学園日立高校2年(つくば市立並木中学校)
#10 三次真歩 PG 171/60(17) 広島県立広島皆実高校3年(広島市立古田中学校)
#13 東 紅花 SG 159/54 (16) 福岡大学付属若葉高校2年(四日市メリノール学院中学校)
#14 上野心音 GF 176/68(17) 聖和学園高校3年(仙台市立五橋中学校)
#16 下田美希 PF 175/58(17) 埼玉栄高校2年(草加市立新田中学校)
#17 西田美咲 SF 172/64(16) 安城学園高校2年(郡山市立第三中学校)
#23 大上粋奈 PF 180/69(16) 広島県立広島皆実高校2年(広島市立古田中学校)
#24 八木悠香 F 176/69(17) 京都精華学園高校2年(京都精華学園中学校)
#39 佐々木杏花 PF 178/65(17) 柴田学園大学附属柴田学園高校3年(弘前市立津軽中学校)
#65 鷲見陽菜多 C 177/69(16) 千葉経済大学付属高校2年(成田市立成田西中学校)
#97 柴田柑菜 SF 173/62(17) 京都精華学園高校3年(京都精華学園中学校)
平均身長/体重: 174.0cm/ 64.3kg 平均年齢: 16.6歳


(月刊バスケットボール)



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