月刊バスケットボール5月号

Bリーグ

2021.12.12

元乃木坂46の伊藤かりんが生バスケ初観戦「ダンクは漫画の中のことだと思っていました」

本日12月12日(日)、東京・青山学院記念館で行われたサンロッカーズ渋谷×新潟アルビレックスBB戦(第10節GAME2)に元乃木坂46の伊藤かりんさんが登場した。同じく元乃木坂46で現在はSR渋谷のチームナビゲーターを務める相楽伊織さんのゲストとしての来場で、生バスケは初観戦とのこと。

2人は音声アプリ「GayaR」で後半の模様を生実況する予定となっていたため、ホームのSR渋谷としては伊藤かりんさん、相楽伊織さんが見守る中でいい試合をしたいところだったが、この日のSR渋谷には大きな不安要素があった。それはチームの得点王#14ジェームズ・マイケル・マカドゥが前日のGAME1でテクニカルファウルを二度取られ、この日のGAME2に出場できなくなっていたこと。GAME1では最終的に79‐70で勝利したSR渋谷だったが、3Q残り5分23秒で64‐62と新潟に迫られていただけにエースがいないGAME2は厳しい戦いが予想された。

 

果たして「マイケルがいない分、総力戦で戦おう。ディフェンスでゲームをコントロールしよう」(伊佐勉HC)と臨んだGAME2は、その伊佐HCが「選手一人一人が自分の仕事をしっかりやってくれました」と評したように各選手が躍動。全員でスタンダードディフェンスを徹底した上で、攻めては#55ジョシュ・ハレルソンの16得点を筆頭に、#8高橋耕陽(15得点)、#12西野曜(15得点)、#44盛實海翔(12得点)、#27石井講祐(11得点)と5人が2桁得点をマーク。特に3Pはチームで30本中19本を決めるほど絶好調で、成功率は驚異の63.3%をマークした。

 

また試合では今季新加入した#22マックス・ヒサタケが豪快なダンクを決める場面もあったが、それを見た伊藤かりんさんは、自身はフリースローがリングまで届かないこともあり「ダンクは漫画の中のことだと思っていました」とGayaRでコメント。さらにその#22ヒサタケが来日当初、シラウオをどうやって食べるのかを知らなくて困ったという情報を聞いて、「口に運べばいいだけ」と真面目な伊藤かりんさんらしいアドバイス?も。そして同じ1993年生まれの#9ベンドラメ礼生については「安心感がある」、#44盛實については「おひげが特徴になっていて初めてでも分かりやすい。セクシー」と各選手の特徴をつかんでいた。

結局、試合はSR渋谷が97‐72で快勝。チームナビゲーターの相楽伊織さんに8秒ルール、24秒ルール、バスケットカウントなどを教わりながら観戦した伊藤かりんさんは、「バスケを実況する伊織は私が知らない伊織でした。今までで一番頭を回転させていました」と相楽伊織さんの意外な一面を発見した様子。またバスケについても「試合がどんどん進んで見ていて飽きない」「点が入ったときにベンチの選手も一緒に盛り上がっているのが雰囲気が良くていい」という感想と共に、「時間が止まるとモップの人が床を拭くのが気になる」「サンディのダンスがすごい。キレと体の入れ方がすごい」と独自の視点でも生バスケ観戦を楽しんでいた。

 

取材・文・写真/高木希望武(月刊バスケットボール)

 



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