先日行われたオールスター2018から、プレーを紹介しよう!
2月18日(日本時間19日)に行われたオールスター、チーム ステフィン対チーム レブロン(@ステイプルズ・センター)で、チーム ステフィンが見せたハーフコートオフェンスを解説。結果として、チーム レブロンのディフェンスに阻まれたが、オールスターでもタイムアウト後にデザインされたプレーをしっかりとしている。
【ラインナップ】
①ステフィン・カリー(PG)[ゴールデンステイト・ウォリアーズ]
②ジェームズ・ハーデン(SG)[ヒューストン・ロケッツ]
③デマー・デローザン(SF)[トロント・ラプターズ]
④ヤニス・アデドクンボ(PF)[ミルウォーキー・バックス]
⑤ジョエル・エンビード(C)[フィラデルフィア・セブンティシクサーズ]

[A-1]
②がインバウンズ、④と⑤はトップ、③は右サイドのウイングにエントリー。②は①へパスし、①はそのまま右へドリブルで移動。⑤へパスをする。①はパスしたらすぐにカット。⑤は③へパスを展開する。

[A-2]
カットした①が④と⑤のダブルスクリーン(エレベータースクリーンのような形)を使って、トップへ。③からパスをレシーブする。ワイドオープンであれば、3Pシュートを放っていたはずだ。

[A-3]
3Pシュートをさせたくないディフェンスは、スクリーンに対してスイッチし、①へX4(レブロン・ジェームズ)がクローズアウト。ハードなプレーでシュートさせなかったが、①はスイッチでミスマッチになったことを見逃さず、④へパスをした。結果的にシュートに至らず、最後は違うシチュエーションで3Pシュートを放って外れた。

月刊バスケットボール4月号の“NBAセットプレー図鑑”では、オールスターブレーク前にイースタン・カンファレンス1位となったトロント・ラプターズのプレーを紹介。自分たちのチームにマッチしそうなセットを見付けて、すぐに練習してみよう!
(月刊バスケットボール)