男子準決勝、女子の3位決定戦・と決勝が実施されたウインターカップ6日目。
女子3位決定戦は大阪薫英女学院の⑤髙原が23得点、11リバウンドと奮闘。
しかし昭和学院⑧赤穂が24得点、20リバウンドと攻防両面で大きなインパクトを残した。
高原と赤穂はU-18女子日本代表のチームメイトなのだが、
今日の試合では、赤穂が薫英のエース(高原)をさらに上回るプレイで、
チームを3位に導いた。

決勝は桜花学園vs.岐阜女となり、
全国大会としては昨年のインターハイから6大会連続の対戦に。
④馬瓜の活躍で立ち上がりに成功した桜花学園に対し、
岐阜女は⑤藤田を起点に攻撃を展開し、着実に点差を詰めていく。。
桜花のリードで試合は進むが、岐阜女の⑥石坂が3Pシュートを決めて食らい付く。

残り1分には岐阜女④石井の3Pシュートで67−65で1ゴール差となるが、
桜花は体を張ったディフェンスで岐阜女に得点を許さず、最後まで2点のリードを死守。
決勝に相応しい大接戦を制し、桜花が2年ぶりの優勝を果たした。
桜花は昨年、岐阜女に敗れていただけに、その悔しさを晴らした3冠達成となった。

男子はまず福岡第一vs.帝京長岡の準決勝が行われ、
立ち上がりで15−0で帝京長岡がリード。
しかし、今大会何度も劣勢を跳ね返してきた福岡第一は、
この日も4Q序盤で逆転に成功するものの、帝京長岡も粘りを見せる。
4Q、そして延長でも両チームの勝敗は決まらず、決着は再延長へ。
だが、帝京長岡はエースの⑭タヒロウをファウルアウトで失い得点が停滞。
福岡第一は最後まで運動量を落とさず、
自慢の“超”高速バスケットで大激戦をモノにした。

北陸学院vs.東山の試合は、④岡田と⑨パトリックに加え、⑮クリスティンも活躍し、
東山が主導権を握る。。
北陸学院も⑫大倉や④小室、⑦高田の得点で反撃するも、東山の高さに屈し敗退。
東山はウインターカップでは初となる決勝に駒を進めた。

これで男子決勝は福岡第一vs.福岡第一と、インターハイと同じ組み合わせに。
スピードと運動量で他を圧倒する福岡第一が夏冬連続優勝を果たすのか?
それとも、大会屈指の得点力を誇る東山がリベンジを成功させるのか?
ウインターカップ2016の最後を飾る男子決勝は要注目だ。
明日の対戦は、
男子3位決定戦10:00〜帝京長岡vs.北陸学院
男子決勝12:00〜福岡第一vs.東山
本日の結果は以下の通り。
■男子準々決勝
◯福岡第一89―78帝京長岡●(2度の延長戦)
◯東山89―70北陸学院●
■女子3位決定戦
◯昭和学院67−59大阪薫英女学院●
■女子決勝
◯桜花学園67−65岐阜女●
【女子最終結果】
優勝 桜花学園(愛知・高校総体1位)
準優勝 岐阜女(岐阜・高校総体2位)
3位 昭和学院(千葉)
4位 大阪薫英女学院(大阪)
【ベスト5】
馬瓜ステファニー(桜花学園④/3年)
山本麻衣(桜花学園⑨/2年)
ディヤイ・ファトー(岐阜女⑦/3年)
赤穂ひまわり(昭和学院⑧/3年)
髙原春季(大阪薫英女学院⑤/3年)
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(月刊バスケットボール編集部)