月刊バスケットボール5月号

Bリーグ

2017.10.27

【B.STARS Vol.8-②】熊谷尚也&藤髙宗一郎(大阪エヴェッサ)

国内屈指のダンカーコンビは 個人技で新天地をわかせる!   【熊谷尚也】 大阪エヴェッサ#27/195cm/SF・PF/1990年11月16日生まれ/日本体育大【藤髙宗一郎】大阪エヴェッサ#3/190cm/SF/1991年10月11日生まれ/関西大  

藤髙宗一郎(大阪)     思い切りの良さと身体能力を 評価されてプロの世界へ    一方の藤髙は、香芝中時にジュニアオールスター、大阪商業大高では国体のメンバーに選出されるなど熊谷に比べれば実績を残している。ただ、全国大会の出場はこの2つのみで、チームとしての全国出場はなく、選抜チームでも目立った活躍を残したわけではなかった。また進学した関西大でも、インカレ出場は1年時のみ。それどころか、最終学年には関西2部でプレーするという悔しさを味わっている。    それでも日立東京(現SR渋谷)に入団できたのは、類いまれな身体能力を買われたからだ。熊谷同様、4年時に李相佰杯日韓学生競技大会に出場し、チームの指揮を執った長谷川健志ヘッドコーチ(現栃木ヘッドコーチ)が「思い切りの良さと身体能力は高い」と評価。大会では出場時間こそ短かったが、果敢にドライブを仕掛け持ち味を発揮したことが評価され、プロの世界に足を踏み入れた。  

藤髙宗一郎(大学時代)    そんな藤髙の魅力もやはりダンクだ。「子ども頃から跳ぶのが好きで、特別なトレーニングはしていなかったのですが、練習が終わったら毎日リングジャンプをしていました」と、遊び感覚で跳んでいるうちに、自然とジャンプ力を向上させた。中学3年時に初めてダンクに成功すると、高校や大学でもダンクを連発。学生時代からすでに屈指のダンカーとして、知る人ぞ知る選手だったのだ。   (つづく)   ▼月刊バスケットボール編集部員が語る“熊谷尚也&藤髙宗一郎”のここに注目!! https://sports.mb.softbank.jp/vod/player/15074  

PICK UP