ウインターカップ2017

ウインターカップ2017
平成29年度 第70回全国高等学校バスケットボール選手権大会

【日程】平成29年12月23日(土・祝) ~12月29日(金) 【会場】東京体育館

ウインターカップコラム

2017年12月22日

2017年大会展望(女子編)

インターハイ2017決勝より

 

初の3冠を狙う岐阜女!

今年のリベンジ&冬2連覇にかける桜花学園!!

大阪桐蔭、八雲学園も勢いに乗れば怖い存在!!!

 

インターハイ2017決勝より

 

 女子でまず注目なのは、ここまでインターハイ、国体と制してきた岐阜女が、ウインターカップでも頂点に登り詰めることが出来るか。もし実現すれば、岐阜女としては初の3冠獲得となる。

 

 そんな岐阜女の大黒柱は、190cmの⑦バイ・クンバ・ディヤサン。昨年はバックアップのセンターだったが、最上級生となった今年はエースとして心身ともに成長。もともと持っていた身体能力と合わせ、ダブルチームをしかけても止めるのが難しいくらいの存在となっている。

 

 そうしてクンバがインサイドで頼りになる働きを見せれば、外からは④石坂ひなたが3Pシュートを射抜くのが、今年の岐阜女の強み。その石坂は、「いろいろなプレーができるように」とドライブからの攻撃も積極的に行うなど、ポイントゲッターとしての成長を見せている。

 

 そんな岐阜女に立ちはだかる一番手が、桜花学園(愛知)だ。インターハイ決勝では6点差で敗れ、国体予選を兼ねた東海ブロックのミニ国体でも敗退。虎視眈々とリベンジを狙っている。

 

 そのカギを握るのは、④山本麻衣と⑦藤本愛瑚だ。1年生次から司令塔として名門・桜花のスターターを務める山本は、高校ではここまで5度の全国大会優勝を経験してきたが、自らが最上級生となってからはまだ頂点に立てていない。だからこそ、「岐阜女にリベンジできるのはウインターカップしかない」と闘志を燃やしている。

 

 また、177cmながら何でも器用にこなすオールラウンターの藤本も、「ウインターカップでは私が点を取ってチームを勝たせたい」と、桜花のエースとしての覚悟を決め、冬の一大決戦に臨む構えだ。

 

 そんな2強の岐阜女、桜花を追うのが大阪桐蔭だ。大黒柱は185cmのセンター⑮竹原レイラで、ほかの3年生も下級生の頃から主力を務めてきた選手ばかり。キャプテン④永田舞や⑦小田垣李奈らフォワード陣に、ガードの⑥鈴木妃乃といったアウトサイドプレーヤーが高い得点能力を見せる。ただ、この桐蔭の山には、インターハイベスト8の東京成徳大をはじめ、聖和学園(宮城)、浜松開誠館(静岡)といった力のあるチームがそろっている。勝ち上がっていくには、森田久鶴コーチがカギとして挙げる“気持ち”が大切になってくるだろう。

 

 そして、一番の激戦区と予想されるのが、東京1位の八雲学園、東北1位の郡山商(福島)、北信越1位の開志国際(新潟)、中国1位の広島皆実と、各地の強豪が集結した左下の山だ。そのうち八雲学園は、オフェンス力が魅力のチーム。180cmの④奥山理々嘉、178cmの⑤小村日夏理の2年生ペアがポストやミドルから着実に点を重ねれば、1年生の⑦吉田眞子が外から3Pシュートを射抜く。スタートの3年生が⑥佐藤陽香だけと下級生主体のチームだけに、崩れるときのもろさも懸念されるが、それ以上に勢いに乗ったときのオフェンスの爆発力が魅力のチームだ。

 

⑮竹原レイラ(大阪桐蔭)

 

(月刊バスケットボール)

 


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