【セミファイナル/2017.05.19(金)~05.21(日)】
初代王者まであと3勝
歴史に残る好ゲームに期待!

 5月13、14日のチャンピオンシップクォーターファイナル(QF)を経て、Bリーグ初代王者に向けた4強に川崎、A東京、三河、栃木が出そろった。今シーズンも含めNBL時代からしのぎを削ってきたクラブ同士で、王者になるべく必要な勝ち星は3。この3勝を挙げ、初代王者になるのはいったいどこだ?

 セミファイナル(SF)のカードは、川崎vs. A東京、三河vs.栃木。その中でも勢いに乗っているのは栃木だろう。QFでは1月の天皇杯を制し、勢いのある千葉と対戦したが、2試合ともに接戦を制し2連勝。特に第2戦は最大22点差をひっくり返しての勝利だった。試合後、⓪田臥が「心強かった」というファンの声援も後押しし、そういう意味ではSFでもホームで戦えるアドバンテージは栃木にとって大きい。ただ、三河は⑥比江島、⑭金丸の2人の得点源が好調。インサイドにはタイプの違う選手をそろえ、⓪橋本、③柏木、④狩俣のガード陣も脅威だ。ともに核となる選手は違うが、チームの穴が少なく、おもしろい戦いになるだろう。

 他方、全体勝率1位の川崎とA東京の対戦は、それぞれ得点源を抑えられるかがポイント。川崎のインサイドには㉒ファジーカス、外角には⑭辻がいる。そしてA東京は②ギャレット、㉔田中で勝負を挑む。その脇を固める選手も好調で、QFでは川崎は⑦篠山が2試合で39得点を挙げ、A東京も⑮竹内が得点とリバウンドで奮闘する。

 このSFで2勝したクラブが、5月27日に代々木第一体育館に立つ権利を手にする。特に今回のファイナルは一発勝負。それだけにその日のシュートの調子やコンディションが結果を左右する要因になり得るため、全クラブに求められるのは修正力。たとえ流れが悪くなっても、40分間の中でいかに速く立ち直れるかは、一発勝負の上で重要になる。

 どのクラブが勝ち上がってきても、初年度にふさわしい熱いゲームを展開してくれることは間違いない。日本バスケット界の未来のためにも、歴史に残る好ゲームを期待したい。

栃木⓪田臥勇太

栃木⓪田臥勇太

川崎⑦篠山竜青

川崎⑦篠山竜青

三河⑥比江島 慎

三河⑥比江島 慎

A東京㉔田中大貴

A東京㉔田中大貴

プレビュー動画 CSセミファイナル注目ゲーム 4強激突!!