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インターハイ2018新着ニュース

2018年07月27日

【インターハイ2018展望/男子編】タフさが求められる今大会。混戦を制するのはどこだ?

クベマジョセフ・スティーブ(福岡第一/2年)

 

 

 第1シードに入ったのは、九州大会を圧倒的な強さで優勝した福岡第一(福岡県①)。春先から数々の交歓大会を制し、新チームの発足から九州大会まで半年間無敗という優勝候補の筆頭だ。ただ今大会は、主軸の㉔松崎裕樹(3年)と⑧河村勇輝(2年)が、同時期に開催されるFIBA U18アジア選手権への出場で欠場となる可能性が高い。2人の穴をカバーしながらの、よりタフな戦いが求められるだろう。

 

 また、地元での初優勝をもくろむ中部大第一(愛知県①)は、福岡第一と同じ左上ブロックに。内外バランス良く選手の揃った中部大第一は、順当に勝ち上がれば3回戦で東山(京都府)と対戦することになり、こちらも見逃せないカードとなりそうだ。東山は大黒柱⑮グランダマベラ・モンゾンボ・クリスティン(3年)や仕事人⑤吉田竜丸(3年)に加え、大物ルーキー⑪米須玲音(1年)のゲームコントロールがカギを握ると見られる。

 

吉田竜丸(東山/3年)

 

 

 左下ブロックでは、関東王者の八王子学園八王子(東京都①)が2010年の沖縄インターハイ以来となる8年ぶりの優勝を目指している。⑫木村圭吾(3年)、⑪鴇田風真(3年)といった得点源を担うフォワード陣と、リバウンドやディフェンスなど献身的な働きが光る㉝ババカル・アイダラ・ジャロ(3年)がかみ合ったときの勢いは、相手チームにとって脅威となるだろう。

 

 ただし同ブロックには2010、12年と全国大会で八王子に敗れた東海大付諏訪(長野県)がおり、もし準々決勝で相まみえれば、“三度目の正直”とばかりに全力で向かってくるはず。東海大付諏訪も、④北村孝太(3年)、⑤張正亮(3年)、⑪黒川虎徹(2年)、⑩高原伊吹(2年)と昨年の主力がほぼ残り、勝負の年に懸ける思いは強い。

 

小池文哉(開志国際/3年)

 

 

 そして右側のブロックで有力視されるのは、北信越1位の開志国際(新潟県)と東北1位の明成(宮城県)。開志国際は昨年全国不出場だが、主力が多く残り、そこにケガから復帰した⑭ジョフ・ユセフ(2年)や1年生⑫ジョーンズ大翔が加わって選手層に厚みを増している。

 

 一方の明成も、昨年の主力はごっそり抜けたが、⑥越田大翔を筆頭に力のある1年生たちがメキメキと成長中。両チームともに調子は上向きと言えるだろう。とはいえ、全国での連戦経験が浅い選手も多いだけに、下位回戦から気の抜けない戦いが続く。

 

(月刊バスケットボール)