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2018年08月7日

【インターハイ2018/女子1回戦 PICK UP GAME】岐阜女×アレセイア湘南

「経験が足りなかった」。アレセイア湘南の挑戦を前年女王の岐阜女が退ける

 

 

 創部4年目にして、メキメキと力を付けてきたアレセイア湘南。ここ2年間は県内で無敗。今大会にも危なげなく2年連続の出場を決めたが、その初戦の相手は、前年女王の岐阜女という強敵だった。

 

 注目となったのが、アレセイアのエース②宮(177cm)と、岐阜女の大黒柱⑦ダフェ(188cm)とのマッチアップ。お互い高い身体能力と長い手足を持っているだけに、ハイレベルでダイナミックな対決が期待された。

 

 先手を打ったのは岐阜女のダフェ。ガード陣からの絶妙なパスを確実に得点につなげ、オフェンスリバウンドにも飛び込んでリング下で主導権を握っていく。

 

 

 一方、宮は「大きい選手を相手にする経験が足りない」とアレセイア・張コーチが言うように、県内では味わうことのない高さに苦しみ、1Q残り3分で3ファウルに。

 

 するとエースの不調がそのままチームのリズムの悪さにつながり、1Qを終えて13‐24と大きなビハインドを背負ってしまった。

 

 だが、張コーチは「ここで下げれば、もっとスコアが開いてしまうから」と宮を交代させず、逆に激しいゾーンプレスを仕掛けて岐阜女のミスを誘い出し、そこからの速い展開で得点を重ね怒とうの反撃。2Q残り5分で1点差と、試合をほぼ振り出しに戻してみせる。

 

 しかしタイムアウトを挟んで落ち着きを取り戻した岐阜女。簡単には逆転を許さず、#4池田や#5木下のパスからダフェが高さを生かして得点を挙げるなどで、40‐32とリードで後半へ。

 

 

 3Q、アレセイアが#8熊谷の3Pシュートで先制したものの、その後は互いに激しいディフェンスを見せ、点数がなかなか動かないロースコアの展開に。そんな中、迎えた残り1分半、アレセイアは得点源・宮が4つ目のファウル。交代を余儀なくさる。

 

 そして41‐50とアレセイアが9点を追うかたちで迎えた最終Q。追い付きたいアレセイアは4Q開始早々に宮の得点で7点差とするが、すぐさま岐阜女も速攻や⑨林の3Pシュートで対抗。さらにタイムアウト後も、アレセイアのディフェンスに落ち着いて対処した岐阜女がじわじわリードを広げると、結局63‐50で貫禄勝ち。

 

「まだ経験が足りませんでした。緊張もありましたし、1Qは難しい部分がありました」と、入りの悪さを嘆いたアレセイアの張コーチ。「途中、ディフェンスは機能しましたが、リバウンドの継続ができませんでした。神奈川では勝てても、全国に出れば我々は小さいので、もっとリバウンド力も上げなければいけないし、タイトにディフェンスができるようにならなければいけません」と県と全国との差を痛感し、さらなる飛躍を誓っていた。

 

 なお勝ち上がった岐阜女は、2回戦で市尼崎と対戦する。

 

(月刊バスケットボール)