ウインターカップ2017

ウインターカップ2017
平成29年度 第70回全国高等学校バスケットボール選手権大会

【日程】平成29年12月23日(土・祝) ~12月29日(金) 【会場】東京体育館

記者の目

2017年12月27日

桜花学園、6年ぶりに決勝進出ならず。無冠に終わった今シーズン

3Pシュートは1/12と 不発だった桜花学園#4山本

 

 桜花学園(総体②)が準決勝で大阪桐蔭(大阪)に敗れ、6年ぶりに決勝の舞台に立つことはできなかった。

 

 桜花は立ち上がりから、「対策は練ってきた」(#7藤本)はずの大阪桐蔭のゾーンに対し、波に乗れない時間帯が続き、1Qで11-22と2桁差を付けられてしまう。オフェンスリバウンドへ思うように絡むことができないことが、桜花オフェンスの停滞を示していた。オフェンスが動いていれば、大阪桐蔭はゾーンだけにリバウンド確保が難しい。それでも奪取できなかったのは、停滞と“チームの総意”でシュートできていないからだろう。

 

 それでも桜花は2Q、#4山本のフリースローやドライブなどで、20-24と一気に差を詰めた。大阪桐蔭は約3分間無得点。だが、残り6分からは大阪桐蔭は息を吹き返し、エース#15竹原がポスト付近でのターンアラウンドやゴール下などで強さを発揮し、前半終了時には39-25と再び14点差を付けて折り返した。

 

 3Q終盤にも大阪桐蔭は竹原が得点を量産し、60-38と一方的な展開に。最終的に、桜花は54-79で準決勝敗退となり、決勝へ駒を進めることはできなかった。

 

 毎年、必ずビッグマンはいた桜花だったが、177㎝の藤本が「チーム事情で竹原さん(185㎝)に付かなければならなかった」というほど、サイズではハンディを抱えていた。また、いつもは控え選手も必ず2~3人いたのが、準決勝でスターター5人全員が40分フル出場という選手層の厳しさもあったはずだ。

 

大阪桐蔭#15竹原のターンアラウンドシュートがよく決まった

 

「出だしからチーム全員で攻めることができていました。自分にパスが入ってディフェンスが寄ってきても、周りがうまく合わせてくれたことやアウトサイドからのドライブも含めて良いところが出ていたところが、出だしの良さにつながったと思います。

 

 自分のプレーとしては、決めるべきシュートを落としていたので、それを決め切るようにしていきたいです。

 

 桜花には個人の技術としては負けている部分があるので、チーム全員でディフェンス、全員でオフェンスすることを意識して臨みました」と、この試合で35得点、11リバウンドを挙げた大阪桐蔭の竹原。間違いなく、この部分での攻防が影響したことは間違いない。

 

 桜花はインターハイ決勝で岐阜女に、国体は東海ミニ国体で岐阜に敗れて不出場だったため、6年ぶりに無冠でシーズンを終えた。

 

(月刊バスケットボール編集部)

 


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