ウインターカップ2017

ウインターカップ2017
平成29年度 第70回全国高等学校バスケットボール選手権大会

【日程】平成29年12月23日(土・祝) ~12月29日(金) 【会場】東京体育館

記者の目

2017年12月26日

男子の驚異的な得点力を誇るプレーヤー(高原晟也・大倉颯太)たちが3回戦で姿を消す

最後まで勝負強さを見せた土浦日本大#4高原

 

 男子注目選手の1人、土浦日本大#4の高原。3回戦は強敵・福岡第一(福岡)との対戦となった。土浦は2Qを終えて、37-51と14点のビハインド。3Qは高原の3Pシュート3本などで62-72の10点差まで詰め寄った。

 

 4Qも一進一退の攻防となったが、あと1本が欲しい残り6分を切ってから、「自分に引き付けて周りへパスしようという気持ちが強過ぎた」(高原)ためか、高原がパスミスを2つしてしまう。それでもディフェンスで踏ん張り、左ウイングからのジャンプシュート、3Pシュートで、1分切った時点で、81-83とわずか2点差。

 

 高原を厳しくマークする福岡第一のディフェンスを突き、ゴール下ががら空きになり、83-83の同点に。残り29秒からのオフェンスで福岡第一のシュートは外れたが、#50ジョナサンが渾身(こんしん)のリバウンド。土浦はそれを痛恨のファウルをしてしまう。土浦の佐藤コーチが「不運だった」と言うプレーで得たフリースロー2本を確実に決めて、83-85。

 

 残り6.1秒からブザーととも高原が放った3Pシュートはリングに弾かれ、インターハイの北陸学院戦のような逆転勝ちはできなかった。試合後、「最後は高原が3Pシュートを打ってくれたから満足です」と、佐藤コーチ。

 

「ウインターカップでは3試合しかできませんでしたが、初戦や2回戦に比べて、今日の3回戦はさらにチーム一丸となって戦うことができたので良かったです。

 前半は14点差で負けていましたが、チームのミーティングでは、この点差は後半で巻き返すことができると自信を持って臨みました。最後は自分のシュートで試合を決めようと思っていましたが。

 日本一になるためには、この福岡第一戦というヤマを越えなければならないので、“絶対に勝ちたい”という思いがありましたし、死に物狂いで練習をやってきたので自信はありました。ウインターカップは3年生最後の大会ですが、土浦のインサイドは1・2年生という若いチーム。最後はチームで戦うことができました」と、高原。

 

 土浦の高原は3Pシュート5本を含む34得点、また福岡大附大濠に敗れた北陸学院#2大倉は同じく3Pシュート5本を含む37得点を挙げたがチームを勝利に導くことができず、無念の3回戦敗退となった。

 

 これで驚異の得点力を誇る2人のプレーヤーが大会4日目で消えたことになる。2人は国内の大学に進学する予定で、大学界をきっと盛り上げてくれるだろう。

 

(月刊バスケットボール)

 


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