ウインターカップ2017

ウインターカップ2017
平成29年度 第70回全国高等学校バスケットボール選手権大会

【日程】平成29年12月23日(土・祝) ~12月29日(金) 【会場】東京体育館

記者の目

2017年12月25日

インターハイ覇者・福岡大附大濠がウインターカップ過去2年で1勝2敗???

インサイドで奮闘した福岡大附大濠#15井上

 

 

 インターハイで死闘を制し、全国優勝した福岡大附大濠(総体①)が、初戦を突破して波に乗る日本航空(山梨)と対戦した。

 

 大濠は昨年(2016年)、美濃加茂に84-60で勝利したものの北陸に83-86で敗戦。一昨年(17年)は中部大第一に80-82で敗れて初戦で消えた。ウインターカップでは過去2年で1勝2敗の戦績だ。どこのチームもとしてチームが成熟して立ち向かってくることと、シードで1試合を戦ってきたか否かの違いで、大濠は調子を上げる前にコートを去っていた。それらは“トラウマ”にもなりかねない結果で、どうしても初戦の戦い方は慎重にならざるを得ない。

 

 大濠は1Q、25-24と抜け出せないままにいた。これは「レフェリーが3人制になったことで、ハンドチェック(ファウル)を気にしていたところ、相手にシュートを気持ちよく決められた」(片峯コーチ)ことによるもの。2Q以降にアジャストすると、大濠は高さを生かした攻防で3Qまでで日本航空を75-53に付け入る隙を与えなかった。

 

 特に、大濠は大黒柱の#15井上(200㎝)は31分の出場で32得点、23リバウンドのダブルダブルという活躍ぶり。また、「この試合はキャプテンの#4永野が非常に良かった」と、片峯コーチ。

 

 日本航空は王者を相手に奮闘したが、結局74-93と力の差を埋めることはできなかったのである。

 

「前半は39点取られたので、もっとディフェンスを頑張ることでチームを修正していくことができました。その反面、オフェンスでは走ることができましたし、インサイドを中心に得点できていたと思います。選手が動き切れず、という初戦ではなく、動きながらコートに慣れることができた試合でした。

 

 ウインターカップでの大会への入り方は慎重にはなります。最新の注意を払っていますが、高校生なので思い切って相手を圧倒するような走りと力強さと、迫力をもって試合に臨むように話はしていました。今日は今日で良かったと思います。

 

 ウインターカップで勝ち上がっていくには、自分たちの良さである」“内外(インサイドとアウトサイド)のバランス”が、どちらかに偏ることなく取れ続けていれば、良い結果は生まれてくるはずです。あとは、立ち向かってくる相手を打ち負かすメンタル的なタフさが、勝ち上がっていく上で毎試合必要になってくると、選手たちには伝えています。

 

 明日は、エースの大倉選手がいますし、また大倉選手だけではありません。相手のストロングポイントを抑えて、辛抱しながら自分たちの特徴である“サイズ”を生かして戦っていきたいです」と、試合後の大濠・片峯コーチ。

 

 大濠は明日、エース大倉擁する北陸学院と対戦する。

 

 

(月刊バスケットボール)

 


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