【近畿インターハイ2015記者の目】後押しする声援のちから
※インターハイ期間、現地で記者の感じたこと・見たことを編集部ブログでお伝えしていきます。 好プレイ後の、会場中に響き渡る拍手・声援を聞くと改めて「バスケットっていいな」と思ってしまう。 これは観戦を始めたときから変わらない。 会場が一体となるプレイを見せた選手たちに、思わず拍手をしたくなる。 男子準々決勝、桜丘vs能代工と東山vs土浦日本大の試合はまさにそうだった。 前半でビハインドを負った能代工は、後半の立ち上がりから⑦小室望海が突破口を開き、徐々に差を詰める。すると比例するように拍手が大きくなっていく。 最高潮に達したのは、3Q。 小室のバスケットカウントが決まったときと、⑧大髙祐哉がブザービーターで3Pシュートを決めたとき。 「会場の声援が自分たちに向いていることは分かっていました」と小室。 だが、桜丘④鈴木空が能代工の行く手を阻み、インターハイはここで終了。 それでも試合後、健闘を称える拍手は会場を一体にした。 昨年のウインターカップ準々決勝対福岡大附大濠戦でも、惜しみない拍手が会場中に響いていたのを思い出す。 「会場を味方に付けても勝たなければ能代工ではない」と④盛實海翔も悔やんだが、“完全復活”を目指す彼らの戦いに注目したい。









