月刊バスケットボール5月号

大学

2018.12.13

インカレ初出場(女子)の桐蔭横浜大はベスト8止まりで4強進出ならず

     今回のインカレには、男子1チーム、女子3チームが初出場した。男子の環太平洋大(中国2位)は日本体大(関東11位)に62-119、女子の札幌学院大(北海道2位)は東京医療保健大(関東3位)に51-106、松山大(四国1位)は名古屋経大(東海2位)に73-126で、それぞれ初戦敗退となった。
 

     今回のインカレには、男子1チーム、女子3チームが初出場した。男子の環太平洋大(中国2位)は日本体大(関東11位)に62-119、女子の札幌学院大(北海道2位)は東京医療保健大(関東3位)に51-106、松山大(四国1位)は名古屋経大(東海2位)に73-126で、それぞれ初戦敗退となった。    残る1チームは、関東で2部から1部へ初昇格した桐蔭横浜大(関東8位)。1回戦で北翔大(北海道1位)を69-66で撃破すると、続く2回戦の大阪体大(関西1位)も76-64で下した。    準々決勝の筑波大(関東6位)戦は57-73で敗れて4強進出はならなかったが、初出場でベスト8。「筑波大の背中が見える状態で、自分個人、そして自分たちの力を出し切れずに負けたのは悔しいです」と、桐蔭横浜大キャプテンの#11尾﨑早弥子。    3Qまでは持ち前の粘りで接戦となったが、4Qに攻防ともに足が止まった。尾﨑は「自分たちのチームにはスター選手はいません。みんなで“雑草集団”と言っているのですが、1つ1つのプレーを丁寧にやったり、誰にでもできることを誰よりも頑張ったりしなければ勝てないチームです。良く言えば自信、もしかしたらどこかに慢心や油断があったのかもしれません」と、試合を振り返った。
 

     「80点台の試合をしたかったので、50点台では得点が取れなかったということです。テンポが悪く、止まったプレーばかりになってしまいました。主力を休ませながら試合をしましたが、最後は動かなくなってしまいました。    来年、1部に昇格する上ではこの大会は経験になると思いますが、やるからには完全燃焼してほしいです。今日の試合は煮え切らない感じがしました。しかし今シーズン、ここまで来ることができことには手応えは感じています。あと2試合、チャンレンジャーとして向かっていくだけです」と、木村和宏監督(桐蔭横浜大)。    桐蔭横浜大は順位決定戦に回ることになったが、初出場でベスト8入りは立派な戦績。大学バスケットボール界の歴史に足跡を残したことは間違いない。     【“第70回インカレ全試合配信”バスケットLIVE】 https://ckantan.jp/dm/mob/dm_comfirm.jsp?cmcd=4100065144     (月刊バスケットボール)

PICK UP