月刊バスケットボール5月号

技術&戦術

2018.11.18

月バスSet Play of the Week(55)クリッパーズ

今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。   好調ゴールデンステイト・ウォリアーズをオーバータイムの末に破ったロサンゼルス・クリッパーズ。オーバータイムでシュートをねじ込んだハーフコートセットを解説しよう。
好調ゴールデンステイト・ウォリアーズをオーバータイムの末に破ったロサンゼルス・クリッパーズ。オーバータイムでシュートをねじ込んだハーフコートセットを解説しよう。   【ラインナップ】 ①(PG)ルー・ウィリアムズ ②(SG)パトリック・ベバリー ③(SF)トバイアス・ハリス ④(PF)ダニーロ・ガリナリ ⑤(C)モントレズ・ハレル  

[A-1] ①がボールキャリー、②と③が両コーナー、④と⑤が3Pライン外側のトップ辺りから始まるセットプレー。 ①に合わせて、④と⑤がボールルクリーンをセット。①は右方向に進んでスクリーンを使うが、④を使ったらすぐ⑤へパス。2つ目のスクリーンはハンドオフの要領で使う。  

[A-2] さらに、⑤は④へダウンスクリーン。④と振り返った⑤は再び、向きを変えて(左方向)2つのスクリーンをセットする(※1~3の順番で動く)。試合で①はスクリーンとは反対側へエクスプロージョンし、リングへドライブしてレイアップを決めた。  

  ※『月刊バスケットボール12月号』では、始まったばかりのNBA 2018-19シーズンからさまざまなチームのプレーを紹介!   (月刊バスケットボール)

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