月刊バスケットボール5月号

【動画あり】「エアジョーダン33」の試し履きセッションで、ライジングゼファー福岡の津山尚大選手が登場

 都内で「エアジョーダン33」の試し履きセッションが開催され、スペシャルゲストとしてBリーグ・ライジングセファー福岡の津山尚大選手が登場。




都内で「エアジョーダン33」の試し履きセッションが開催され、スペシャルゲストとしてBリーグ・ライジングセファー福岡の津山尚大選手が登場。

ウォーミングアップやさまざまなドリブルドリルなどをこなし、新しいシューズの感触を確かめた。編集部ではシューズの感想、そして今シーズンについてインタビューした。

――今回の新しいシューズ履いてみてどうですか
「グリップと横の安定感が、より一層増していると思いました」

――ポイントガードは、さまざまなスキルがほかのポジションよりも多いと思います。それだけに、シューズは履いた感じが重要になってきますか?
「やはりポイントガードは、縦の動きだけではなく、後ろや横斜めなどといういろいろな動きをしないとなりません。その中で、全部の要素をスムーズにできるシューズだと感じました。そして、しっかりと止まり、しっかりと蹴り出せる良いシューズだと思います」

――最初にシューズへ足を入れた感じは、どうでしたか?
「すぐフィットしましたね。正直、ジョーダンシリーズのシューズは幅が狭いというイメージがありましたが、これは幅が広めな自分にもフィットして、感じは良いです」

――実際にいろいろな動きをしてみて、どんな感想を持ちましたか?
「いつも新しいシューズを履くと合わない場合には痛くなりますが、今日全然痛くないですね。このまま普通に履いてプレーできると思います」

――さて、今シーズン、ここまで戦ってみてどうですか?
「苦しい戦いですね。チームとしては本当に苦しく、勝てる試合を落とすなど、自分もポイントガードとして向上していなかいといけないと感じています。でも、昨シーズンとは違い、プレータイムを安定してもらえている、勝ち取れているという点では楽しさはあります」


――ほかのチームのポイントガードと対戦してみて、どう感じていますか?
「そうですね、沖縄のポイントガードとやるのは、楽しんでいます。今まで憧れていた並里成選手、岸本隆一選手、また昨シーズンの三河戦で橋本竜馬さん(現沖縄)と初めて長い時間マッチアップしましたが、そのときはかなりやられました…。そんなリーグを代表するガードがいる沖縄と対戦できるのは本当に楽しみです。また、これから千葉の富樫選手などとも対戦していけることがモチベーションの1つでもありますね」

――チームのポイントガードを任された今シーズン、一番自分に足りないことは何だと思っていますか?
「本当に単純なんですが、“この場面でこういうセットプレーをコールする”や“もっとコールを早くしてチームを走り出してやりやすいような展開にする”などというポイントガードとしての基礎的なスキルがもっと必要だと思っています。また、ピック&ロールや3Pシュートは沖縄でもやってきましたので、継続してワークアウトすれば良いかな、と。ただ、ガードの知識やスキルというのは経験が重要なので、試合ごとに成長していければ良いですね」

――津山選手自身が他のポイントガードと比べて自信のある部分は?
「やはりフィジカル的な部分では、圧倒していきたいです。今シーズンは今までのプロ生活の中で一番身体の使い方を意識しているので、身体を大きくするだけではなく、トレーニングの中から新たにボールキープやドライブ、ドリブルを引く動作までをさまざまなこと意識しながらトレーニングをしています」

――いろいろ考えてポイントガードはプレーをしなければなりません。その中でシューズが気にならずにスムーズにプレーできることは重要ですね。
「それは最大のメリットです。ポイントガードはシューティングガードやフォワードなどと動きが全く違いますし、その中で少しでも痛みや恐さが頭の中にあると、やはりプレーが思い切りできません。本当に何もなく、問題なく、考えずにプレーだけに集中できるようなシューズは大事だと思っています」




(月刊バスケットボール)



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