月刊バスケットボール6月号

技術&戦術

2018.09.02

月バスSet Play of the Week(44)レイカーズ

今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。   レブロン・ジェームズなどの加入で、一気にチャンピオン争いに加わったロサンゼルス・レイカーズの特徴あるセカンダリーブレイクを解説しよう。
レブロン・ジェームズなどの加入で、一気にチャンピオン争いに加わったロサンゼルス・レイカーズの特徴あるセカンダリーブレイクを解説しよう。   【ラインナップ】 ※サマーリーグからプレシーズンのロスターは異なるため省略  

[A-1] ①は左サイドをボールキャリーし、③はボールサイドのコーナー、⑤がトップ付近、そして④と②がウィークサイドのウイングとコーナーで流れるようにプレーへと入っていく。 ①は③のバックスクリーンを使ってそのままコーナー方向へ。⑤はスクリナーの③にフレアスクリーンをセットする。このままであれば、最近のNBAでよく見る“ピストル”というオフェンスである。  

[A-2] フレアカットした③は②へダウンスクリーン。②は⑤を使ってループカットし、右コーナーの④はウイングへ。

[A-3] ③は②のカットに続いてすぐに⑤のダウンスクリーンを利用。①からのパスをレシーブして3Pシュートを放つ。 ①がボールを保持している時間が長いというリスクを理解しないと、攻撃権を失う可能性もあるので注意。  

  月刊バスケットボール9月号(7月25日発売)の“NBAセットプレー図鑑”では、NBAサマーリーグ2018のプレーを紹介。自分たちのチームにマッチしそうなセットを見付けて、すぐに練習してみよう!   (月刊バスケットボール)

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