月刊バスケットボール5月号

技術&戦術

2018.09.30

月バスSet Play of the Week(48)グリズリーズ

今週のセットプレーを紹介していくコーナー。   メディアデーに「#12」のジャージーを着て登場した渡邊雄太。田臥勇太(栃木)に次ぐ2番目のNBAプレーヤー誕生に期待がかかる。そんなメンフィス・グリズリーズがサマーリーグで使ったハーフコートオフェンスを解説しよう。
メディアデーに「#12」のジャージーを着て登場した渡邊雄太。田臥勇太(栃木)に次ぐ2番目のNBAプレーヤー誕生に期待がかかる。そんなメンフィス・グリズリーズがサマーリーグで使ったハーフコートオフェンスを解説しよう。   【ラインナップ】 ※サマーリーグとプレシーズンのロスターは異なるため省略  

[A-1] ①がトップ、⑤と④がハイポスト、③と②が両コーナーに立つホーンセット。 ⑤と④が左右から挟むように①へダブルピック。①は左右のどちらでも行くことが可能だ。ダイヤグラムの場合、①は右へドリブルし、④のスクリーンを使う。④はペイント内でダイブし、⑤はトップへポップアウト。①は⑤へパス。このままハイロープレーすることもできる。  

[A-2] ⑤は左サイドへドリブルし、コーナーの③とDHO(ドリブルハンドオフ)。③はチャンスがあればシュートを狙う。④はペイントの外へ。

[A-3] ⑤はハンドオフの後、そのままブロック付近へ移動してダウンスクリーンをセット。右コーナーの②はそれを使ってウイングへ。③からのパスをレシーブしてシュート。 インサイドとアウトサイドに何度もシュートチャンスがある便利なセットである。  

  (月刊バスケットボール)

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